DF吉田麻也(サウサンプトン)

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 前線のメンバーの顔ぶれが違うからこそ取り組める課題がある。つねに先を見据えるDF吉田麻也(サウサンプトン)がキルギス戦を前に、ピッチ内全体の守備のマネジメントに関する意識についてこう語った。

「メンツが変わったり、今回みたいに練習の時間が短いときは、試合の中ですり合わせていかなければならないことが出てくる。これから相手が強くなったり、W杯が近づいていけばその短い時間の中で修正したり、軌道修正しなければいけないことが続いてくる。こういう試合から自分たちができるように訓練していくことが大事だと思う」。

 目の前の勝利を求めるのは当然としつつ、別の角度の課題も掲げた格好だ。

「負けて何かを変えようとするのは当たり前なんですが、自分たちが良いときに本当にこれが良いのかもっと改善できるのかを、妥協せずに突き詰めていきたい」と貪欲な姿勢を見せた。

 試合会場で行った公式練習ではピッチ状態をしっかりとチェックし、「ピッチは良くないけれども想定内。ボールも割りと転がるしいけるかなという感じです。あとは急なバウンドの変化やイレギュラーに対して、特に自陣では細かいところでミスが起きないようにダイナミックにプレーしないといけないと思う」と語った。

 キルギス戦に出れば過去に7人だけが達成した通算100試合。「いろいろな思いがありますが、今は達成しているわけではないので目の前の試合に集中して、いつも通りやるだけ。つねに自分史上最高のパフォーマンスを出せるように意識してやる」と気合いを入れていた。

(取材・文 矢内由美子)