「世界肺炎デー」の服を着てマスクをしたベルギー・ブリュッセルの「小便小僧(マヌカンピス)」(2019年11月12日撮影)。(c)JOHN THYS / AFP

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【AFP=時事】肺炎は世界の子どもの最大の死亡原因となっており、39秒当たり1人の子どもが肺炎で命を落としている。

「忘れられた感染症」と呼ばれる肺炎は予防可能であるにもかかわらず、今もなお多くの子どもが犠牲になっている。12日の世界肺炎デー(World Pneumonia Day)に合わせ、国際的な保健機関や児童機関が出した報告によると、2018年に肺炎で死亡した5歳未満の子どもは80万人以上で、ナイジェリアとインドで人数が最も多かった。一方、同年に下痢が原因で死亡した5歳未満の子どもは43万7000人、マラリアは27万2000人だった。

 肺炎は、細菌、ウイルス、真菌が原因で起こり、肺に膿(うみ)や液体がたまり、呼吸困難を引き起こす。免疫力が低下した子どもや高濃度の大気汚染にさらされている子ども、安全な水が確保できない地域に住んでいる子どもの危険性が最も高い。

 ワクチンで予防でき、適切な診断が行われれば低価格の抗生物質で簡単に治療可能だ。

【翻訳編集】AFPBB News

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