ドラマ「ザ・クラウン」のシーズン3でエリザベス女王の妹のマーガレット王女を演じているヘレナ・ボナム=カーター。雑誌『ラジオタイムズ』のインタビューでエリザベス女王に招かれ、ウィンザー城に宿泊した経験を明かしている。ヘレナによると泊まりに行ったのは「10年くらい前。女王とフィリップ王配と一緒に夕食を食べた。2人は城を案内してくれたわ」。ヘレナの元パートナーのティム・バートン監督、ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ夫妻も一緒だったそう。ちなみにヘレナが泊まったのはいつもはチャールズ皇太子が使っている部屋。

「エリザベス女王とフィリップ王配は城のアーカイブから私たちが喜びそうなものを見せてくれた。ティムには『不思議の国のアリス』の初版本、私にはジョージ6世のスピーチセラピストだったライオネル・ローグからの手紙だった。感動したわ」。ティム・バートン監督が映画『アリス・イン・ワンダーランド』を手がけ、ヘレナがローグとエリザベス女王の父ジョージ6世との関係を描いた映画『英国王のスピーチ』でジョージ6世の妻エリザベス・ボーズ=ライアンを演じたのはご存知の通り。

いよいよ11月17日(日)から配信される「ザ・クラウン」。短いとはいえ城での生活も経験しているヘレナがどんなマーガレット王女を演じているのか、楽しみにしたい!

text: Yoko Nagasaka