元日本代表のアルベルト・ザッケローニ氏が11日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、ナポリやインテルについて自身の見解を示した。

ザッケローニ氏はまず、カルロ・アンチェロッティ率いるナポリについて言及。ナポリは近年、リーグ戦において常に上位をキープしてきたが、今シーズンは直近のセリエA4試合で勝利から遠のくなどして7位と低迷している。先週には、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が指示した合宿を選手が拒否して波紋が広がった。

「上位を確保するために作られ、そのポジションをキープしてきたチーム。内部において、クラブと選手の間で何かが起きたに違いない。さもなければ、なぜユヴェントスとインテルに追いすがることができないのか説明がつかない」

続いてザッケローニ氏は、話題を古巣のインテルに移すと、指揮官アントニオ・コンテの振る舞いに首を傾げた。コンテは5日のボルシア・ドルトムント戦終了後、メディアの前で夏の移籍市場に関してクラブ経営陣を批判して注目を浴びていた。

「メディアの前に立てば、問題が解決できるわけではないし、メディアを利用するべきではない。経営陣や選手たちと直接、話をするべきだ。ケガ人が続出したこともあるが、それは現代サッカーにおいて予想できたこと。おそらく(アルトゥーロ)ビダルやエディン・ジェコなど他の選手を獲得したかったのだろう。補強は叶わなかったが、経営陣だって収支のバランスを守らなければならないんだよ」