愛媛FCで7年プレーしたFW河原和寿が今季限りで退団「この決断がベスト」

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愛媛FCは12日、FW河原和寿(32)が今シーズン限りで退団することを発表した。

河原は埼玉県出身で、2005年に大宮東高校からアルビレックス新潟に加入。2011年まで在籍したが、2009年は栃木SC、2010年8月から12月まで大分トリニータ、2011年は栃木SCに期限付き移籍。2012年には栃木SCへ完全移籍した。

愛媛には2013年に加入すると、主力としてプレー。2018年5月13日には、古巣の栃木SC戦で、史上36人目のJ2通算300試合出場を達成していた。

また、U-16からU-19まで日本代表に招集され、ユース年代から注目を集めると、2007年にはU-20ワールドカップに出場。3試合でプレーしたが、無得点に終わっていた。

今シーズンはJ2リーグで5試合の出場にとどまり、無得点だった。河原はクラブを通じてコメントしている。

「今シーズンで愛媛FCを退団する決断をしました。この愛着ある土地、クラブを離れることは全く実感が湧きませんが、自分の選手生活を考え、この決断がベストだと思い、クラブへ伝えました」

「サポーターの皆様にはどんな時も温かい声援で支えていただき、心から感謝をしております。愛媛FCで積み重ねてきた経験や思い出は、この先の人生できっと大きな支えとなると思います」

「選手としても一人の人間としてもまだまだ成長するために新たな道を探っていきたいと思います。愛媛FCの選手として戦える残り2試合を噛みしめて、サポーターの皆様とともに全力で戦い、全力で楽しみたいと思います」

「7年間ありがとうございました」