メキシコ市で記者会見するメキシコのマルセロ・エブラルド外相(2019年11月11日撮影)。(c)HO / Mexican Foreign Ministry / AFP

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【AFP=時事】(更新)メキシコのマルセロ・エブラルド(Marcelo Ebrard)外相は11日、10日に辞意を表明したエボ・モラレス(Evo Morales)前ボリビア大統領(60)の亡命を認めたと発表した。

 エブラルド外相は記者会見で、「数分前、モラレス(前)大統領から電話があり、われわれの提案に応える形で、口頭で正式にわが国への政治亡命を要請した」「メキシコ外務省はオルガ・サンチェスコルデロ(Olga Sanchez Cordero)内相と協議し、人道上の理由からモラレス氏の亡命を認めることを決定した」と述べた。

 さらに「ボリビアでモラレス氏の生命と身体が脅かされている」として、メキシコ政府がボリビア外務省に対し、モラレス氏の安全な移送を承諾するよう要請したことも明らかにした。

 報道陣からモラレス氏はメキシコに移動するのか、もしそうならば到着はいつごろかと質問されたが、エブラルド外相はそれに対する答えを示さなかった。

 モラレス氏が、10月20日投票の大統領選における不正疑惑による混乱が拡大した中で辞意を表明したことを受けて、メキシコ政府は10日、同氏の亡命を認める用意があると明らかにしていた。

 現在、左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)氏が大統領を務めているメキシコは、モラレス氏の辞任は「クーデター」によるものだと繰り返し非難している。

【翻訳編集】AFPBB News

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