8日、乳山華信食品公司でカキの新品種を観察する森勝義氏。(威海=新華社配信/王嘉)

 【新華社済南11月11日】中国東部の山東省青島市と乳山市で5日から8日まで、「第8回国際かきシンポジウム」が開催された。席上、世界かき学会会長の森勝義氏は、来賓に向けて「本当に美味しいんです」と乳山のカキを推薦した。

 同シンポジウムは世界かき学会が組織し、日本のかき研究所が発起したもので、2年に1度開催されている。今回のシンポジウムは「カキ産業の持続可能な発展と遺伝資源保護」をテーマに中国海洋大学が主催し、日本、米国、オーストラリア、英国など多くの国から300人余りの専門家や研究者、業界関係者が出席した。

8日、乳山温喜生物公司で展示されたカキ製品を見る森勝義氏。(威海=新華社配信/王嘉)

 森氏は2005年、日本の大手水産加工会社の製品品質顧問を兼任することになったが、この会社が加工する原材料が乳山のカキだった。森氏は「当時は2カ月に1度は乳山を訪れていました。漁民が小さな漁船に乗せて海へ連れて行ってくれ、定期的に海の養殖環境をモニタリングしていました」と振り返り、「2005年から現在まで、乳山のカキの成長に立ち会ってきました。乳山のカキは前途有望だと自信を持って言えます」とも語った。

8日、乳山のカキを試食する米国南カリフォルニア大学のデニス・ヘッジコック(Dennis Hedgecock)教授。(威海=新華社配信/王嘉)

 森氏によると、2005年当時乳山のカキ生産量は13万トンだったが、今では現地の養殖水域は20万ムー(約133平方キロ)に達し、生産量は年30万トン、養殖業生産額は年24億元(1元=約16円)にまで伸びた。さらに、育種、食品加工から健康食品加工、廃棄物利用に至るまで整った産業チェーンが形成されるまでになった。

8日、乳山華信食品公司でカキの新品種を観察する森勝義氏。(威海=新華社配信/王嘉)

 現在、79歳の森氏は乳山のカキの国際化に全力を注いでいる。森氏の仲立ちで、シンポジウム期間中に世界かき学会と乳山市政府は、乳山のカキを世界ブランドに育て、乳山市を世界的に有名なカキ産業のモデル地区にするための「カキ産業の高度な発展に関する枠組み協定」を締結した。(記者/魏聖曜、郭緒雷)

8日、世界かき学会会長の森勝義氏(前列左)に乳山市のカキ産業発展状況について説明する同市の周兵(しゅう・へい)党委員会書記(前列右)。(威海=新華社配信/王嘉)

8日、乳山華信食品公司でカキの新品種を手に取る森勝義氏。(威海=新華社配信/王嘉)

8日、乳山温喜生物公司で展示されたカキ製品を見る森勝義氏。(威海=新華社配信/王嘉)

8日、乳山市にある「中国(乳山)カキ産業研究院」を視察するシンポジウムに参加した国内外専門家。(威海=新華社配信/王嘉)

8日、乳山市にある華信食品公司を視察するシンポジウムに参加した国内外専門家。(威海=新華社配信/王嘉)