モデルやタレントとして活躍する斉藤アリスさんが、今月からCOSMO ICONに仲間入り! 大学生1年生でモデルのキャリアをスタートさせた彼女は、現在はライター業やエンジニアとしても働くマルチプレイヤー。複数の収入源を持って、世界を旅することが目標というアリスさんに、今回はそんなキャリアを築くまでのお話を聞いてみました。

これまでの生い立ちとキャリア初期

「母が日本人、父がオーストリア人のハーフで、ロンドンで生まれました。幼少期をドイツ、小学校から高校卒業までを名古屋で過ごし、大学は明治大学農学部へ進学。上京後にスカウトされてモデルとしてデビューしました。これまで40誌以上の雑誌や広告に登場させていただいたのですが、もっと深くメディア業界に関わりたいという思いから、ジャーナリズムを専攻してロンドンの大学院へ。モデル業で稼いだお金を学費にあてて、そこで博士号を取得しました」

「大学院の卒業作品として一年かけて世界中のカフェをめぐり、カフェと旅の本を製作しました。2017年には、これまで訪れた世界10カ国と日本全国のカフェの中から私の一押しの107軒を収録した書籍『斉藤アリスのときめきカフェめぐり』(耷出版社)を出版しました。そういった経験からも、現在はモデル業に加えてライターとして活動しています。あと実は父が、1970年代に大ヒットしたおもちゃ『モーラー』の開発者であることから“実家がお金持ちのお嬢様モデル”として、テレビ番組へ出演もさせていただいています。実際のところは、20歳でモデル業をはじめてからは親に一切金銭的な援助は受けていないんですけどね(笑)」

モデル業に留まらず、マルチワークに挑戦!

「現在は、モデル業、タレント業、執筆活動に加えて、動画制作などもしています。 好奇心旺盛な性格なので、ライターという仕事はとても性に合っていると思うんです。いろんな人やお店に取材ができて、知識の幅も広がる。文章を書くことも好きですが、取材を理由に会いたい人に会えるのも役得ですよね。とあるウェブマガジンでは、取材記事を3年以上担当していますが、私が執筆していることは誰も知らないはず…(笑)。自分の名前が表に出るか出ないは、私にとってはそれほど重要なことではないんです」

「最近は、もっと手軽にもっと多くの人に伝えたいという思いが強くなり、動画制作も始めました。30代前半のうちに東京以外の海外の大都市で働きたいと考えているのですが、そのためにも、より言葉に囚われない、世界のどこにいてもできる仕事をスタートさせています。今年の10月からはiOSエンジニアとしても働き、モデルやタレント業のない日に出社させてもらっています。エンジニアはかなり融通がきくし、日給も高い! わたしはまだ未熟なので毎回出社していますが、基本リモートワークでOKで、一人前になれば世界のどこにいても勤務可能。そして言葉の壁がなく、世界中で必要とされる仕事なんです」

好きな場所で好きなライフスタイルを送るには…

「もちろん私の原点であり、仕事の楽しさを教えてくれたモデル業をこれからも続けていきたいですが、執筆や動画制作とともに、いつかはエンジニアのお仕事を収入のベースにして、世界を旅しながら暮すのが夢です。樹木希林さんが女優業のかたわら不動産業をしていたことは有名な話ですが、チャレンジングな環境に飛び込むときは特に、自由で安定した収入があることが欠かせないですよね。10年間の芸能生活を通して痛感したのですが、好きな仕事を楽しく続けていくためにも、ベースの収入ってすごく大切。楽しい仕事を続けることも、安定した収入を得ることも、好きな場所で好きなライフスタイルを送ることも、どれ一つとして諦めたくない。そんな欲張りな想いからも、マルチワークに挑戦しています」

「私は20歳のときに愛知県から東京へ出てきて、かなり自分の世界が広がったと感じました。世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるのだと思うと、どうしても世界を見てみたい! ロンドンで大学院にいたときは、自分の経験不足から現地での時間を十分に堪能することができず、その悔しさがずっと心残りだったんです。人類の長い歴史の中から見ても、海外旅行が自由にできるようになったのってここ50年くらいの話。さらにこの10年で飛行機代はグッと安くなったので、頑張れば誰でも好きな場所に行ける時代ですよね。昔の人がどんなに願ってもできなかったことを私たちは簡単できちゃうんだから、私はたくさん旅をしたい。一生ワクワクしながら、楽しく生きていきたいと思っています!」