HOUSTON, TX - SEPTEMBER 21:  Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Angels of Anaheim looks on during batting practice before a baseball against the Houston Astros at Minute Maid Park on September 21, 2018 in Houston, Texas.  (Photo by Bob Levey/Getty Images)

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 米大リーグ機構(MLB)の新人王があす11日(日本時間12日)に発表される。今年は、3割20本をクリアしたアストロズのヨーダン・アルバレス(ア・リーグ)と53本塁打を放ったピート・アロンゾ(ナ・リーグ)の受賞が最有力とされている。
 
 昨年は、大谷翔平が日本人ではイチロー氏以来となる受賞。最後まで激戦となった昨季の新人王候補選手の今季を振り返る。

大谷翔平 投手・指名打者(ロサンゼルス・エンゼルス)
2018年(投手)10試合51回2/3、4勝2敗、63奪三振、防御率3.31
2018年(野手)104試合、打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁、OPS.925
2019年(投手)登板なし
2019年(野手)106試合、打率.286、18本塁打、62打点、12盗塁、OPS.848
 
 昨年アメリカン・リーグ新人王を獲得した大谷。今年はオフに右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)をした影響で開幕には出遅れた。5月から戦列に復帰するも、調整不足で不振に。それでも6月に調子を上げると、13日(同14日)には日本人初となるサイクル安打を達成した。
 
 だが、チームのポストシーズン進出が消滅した9月に左膝の手術を受けることを発表し、シーズン途中でリタイア。初めての打者専念のシーズンもフルシーズンを戦えない不本意な結果に終わった。投打にわたり万全を期して臨む来季、飛躍の年となることを期待したい。


ロナルド・アクーニャJr.外野手(アトランタ・ブレーブス)
2018年 111試合、打率.293、26本塁打、64打点、16盗塁、OPS.917
2019年 156試合、打率.280、41本塁打、101打点、37盗塁、OPS.883
 
 ナショナル・リーグ新人王を受賞したアクーニャJr.は、今季さらに大きく成長した姿をみせた。史上最年少で達成した「40本塁打&30盗塁」に加え、打点も101を数えた。シーズン最終盤に左股関節を痛めて「40-40(40本&40盗塁)」こそ逃したが、ポストシーズンでも5試合で打率.444をマークするなど、大舞台で存在感を発揮。7日(同8日)に発表された打撃のベストナインである「シルバースラッガー賞」も受賞(外野手部門)している。


ミゲル・アンドゥーハー内野手(ニューヨーク・ヤンキース)
2018年 149試合、打率.297、27本塁打、92打点、2盗塁、OPS.855
2019年 12試合 打率.128、0本塁打、1打点、0盗塁、OPS.271
 
 昨年の新人王候補者4選手のなかで最も苦しいシーズンを送ったのは、ヤンキースのアンドゥーハーだ。チームが103勝を挙げて地区制覇を達成した一方で、自身は右肩の故障で負傷者リスト(IL)に長くとどまり、シーズン途中にはトレードも噂された。


フアン・ソト外野手(ワシントン・ナショナルズ)
2018年 116試合、打率.292、22本塁打、70打点、5盗塁、OPS.923
2019年 150試合、打率.282、34本塁打、110打点、12盗塁、OPS.949
 
 昨年惜しくも新人王受賞を逃したソトは、今季ナショナルズの主砲として、チームを牽引。ワールドシリーズで3本塁打を放つなど、ポストシーズンでも大活躍。ワイルドカードから、球団史上初の世界一へと駆け上った奇跡の大躍進に大きく貢献した。また、レギュラーシーズンでも「30本&100打点」をクリア。ゴールドグラブ賞の候補者にも名前が挙がるなど、チームの顔として世界に名を知らしめている。