CREA WEB読者の皆様、こんにちは。新人美容研究家のにらさわあきこです。私の美容挑戦コラム、今回は鼻呼吸についてです。鼻呼吸をエクササイズとして積極的に行って、ビューティーアップを計ろうというお話です。

わかっていても
鼻呼吸できない人多数

 まず、鼻呼吸とは何かといいますと、文字通り、鼻で行う呼吸です。

 普段から行っている人にとっては、「当たり前では?」と思われるかもしれませんが、私のように「できていない者」にとっては、実は難しい行為です。

 最近では、睡眠時に鼻呼吸ができるように、「口をふさぐテープ」まで発売されているほどなので、鼻呼吸の大切さを知りながらも、「できずにいる人」がかなりの数いるということでしょう。

 皆様も、ご自分がつねに鼻で呼吸しているか、それとも口で呼吸しているかをぜひ意識してみてくださいね。

 かくいう私はもちろん、口呼吸。

 幼い頃から鼻が悪く、すぐに鼻が詰まるので、鼻呼吸は私には無理だと諦めていました。とはいえ、鼻呼吸を行うと、逆に鼻詰まりが改善すると言われているのです。

 が、すっかり諦めきっていたので、切り替えようとする努力すら行ってきませんでした。

 そして今現在も、鼻呼吸がつねにできているわけではないのですが、「エクササイズとして行う」という活路を見出してからは、かなりのメリットを享受しているので、ここでご紹介する次第です。

 「もともと鼻呼吸できてます」という方も、エクササイズとして行うことで多くのメリットがあるので、最後まで読んでいただければと思います。

呼吸の仕方で顔立ちは
「立体的に作られる」

 では、鼻呼吸のメリットとは何か?

 世間では、「睡眠時無呼吸症候群が治る」「喉の乾燥が減る」「風邪を引きづらくなる」「肩こりが治る」「出っ歯が治る」……等々言われているのですが、当コラムで注目する一番は、「顔が立体的になること」です。

 口呼吸だった人が、鼻呼吸に切り替えると、頬がぷりっと上がり、間のびが減り、立体的で目が涼やかな小顔美人に近づけるのです(@当社比)。

 なぜか?

 例えば、「美人で若々しい人」って、目周りがスッキリとしていて、頬はふっくらと上向きで、顎がシュッとしていますよね。つまり、立体的な顔です。一方、私はといえば、かなり平坦な顔立ちです。

 いろいろ下がってきたので、「上げよう」と顔のエクササイズを始めたものの、どうもうまく動かせない。動かしても、また下がる……。

 「どうしてだろう?」と考えて、「口呼吸も一因だ」と思い至りました。

 イメージしてほしいのですが、頬を上げるエクササイズをしたとして、鼻呼吸で行えば頬は上に行くだけですよね。

 一方、口呼吸では、エクササイズでいくら上げても、口を開けると「顔の下半身」ゾーンが下がるので、顔は下に間延びする。

 口呼吸をしている人は、まずは実際に意識しながら、口を閉じて鼻で深呼吸をしてみてください。すると、空気を肺に送れているうえ、空気が鼻の上部に送られると共に、頬もふっくらとしてそのゾーンを使用していることがわかるのではないでしょうか。

 一方、口を開いて口呼吸で深呼吸すると、空気は肺に送られますが、そのときの顔をチェックしてみると、顔は下に広がって使用されていることがわかりますよね。その上、頬など顔の上半分は1ミリも上がってない……。

 さらに、口を開けている分、空気が抜けて、鼻呼吸時より少ない量しか酸素を取り込めていない気もします。

 そして私たちは、毎日の呼吸で顔の筋肉を使っているので、口呼吸をしている人と、鼻呼吸をしている人では、顔だちにどんどん差がついていきます。

 具体的には、「頬を立体的に使うこと」と「顔の下半身が伸びていくこと」の2点で差は広がっていくでしょう。

エクササイズとしてやってみて
“積極的鼻呼吸”の方法

 では、エクササイズの方法です。行い方は、ヨガの一部の呼吸方法をヒントにアレンジしています。

 (1) 最初に人差し指で片方の鼻を押さえ、空いているほうの鼻の穴から思い切り8秒間息を吸います

 (2) 次に吸った倍の時間の16秒をかけて、ゆっくりと息を吐き出します

 (3) 数回行ったのちに、押さえる鼻を変えて同様に行います

 鼻を替えるのは、何回後でも構いませんし、タイミングも自由です。

 「 ̄Δ乃曚Α廖岫右で吐く」「1Δ乃曚Α廖岫ず犬播任」……でもいいですし、「左で吸う」「ず犬播任」でもOKです。ふさぐ鼻を替えるときに、ふさいでいる指も替えます。

 また、秒数は、吐く長さを吸う長さの倍にすればOKです。4秒でも16秒でも構いません。ただ、4の倍数にするのが、カウントしやすいのでオススメです。

 また、回数も好みでよく、時間帯にも決まりはありません。私自身は、朝起きて鏡を見ながら3分間くらい行ったり、出かけるときの駅までの道すがらに行ったりしています。

 朝早い時間に行うと、その後、鼻呼吸でいる時間が増えるのでオススメです。歩きながら行う場合には、心拍数が上がるので、吐く息と吸う息を同じ長さ(回数)にしても大丈夫。

 ポイントは、”仝撞曚棒擇蠡悗┐茲Δ覆匹隼廚錣困法▲┘ササイズとして集中して行うことと、∋悗派,魏,気┐襪海箸如鼻のより「奥」の部分をきっちり使うの2つです。

鼻呼吸で目に酸素を送ると
目がスッキリ

 エクササイズとして積極的に鼻呼吸を行うメリットは、目がスッキリと涼やかになること。

 私は鼻の付け根寄り辺りを押さえる感じで行っているせいか、かなり目の下に迫った辺りにまで酸素を出入りさせている感覚を味わえます。意識して「目で呼吸する」イメージを持ってみるのもいいでしょう。目の下のクマが取れやすくなるほか、色素やたるみも減る可能性があります。

 もうひとつ、顔の「使っている部分」に対する感覚が変わってくるのも大きいです。

 使用しているボリュームゾーンは、口呼吸では、「小鼻辺りからのどぼとけ辺り」までなのが、積極的な鼻呼吸では、「鼻横から眼窩」に上がります。使う重点が上がるので、顔全体が自然と上がってきました。

 さらに、ある時、駅までの道のりをずっと鼻呼吸を行い続けていたら、目がぱっちりと開いて、そのあとは目が大きくなっただけでなく、頭にも酸素が行き渡ったのか、頭の重さがスッキリして、爽やかな気分になれました。

 このような鼻を指で押さえる呼吸方法は、「ヨガにもあるのでは?」と思われる方もいるでしょうし、すでに行っている方もいるでしょう。実際、私もヨガからアレンジしていますし……。なので、それで十分なのですが、お伝えしたいポイントとしては、「より顔を意識して行うこと」なのです。

 私の場合、ヨガの時には「呼吸」を意識したからなのか、気道や腹筋に注意がいっていた気がします。それも大切なのでしょうが、ビューティーアップを意識したい鼻呼吸では、「顔」によりフィーチャーします。

 目元や頬を意識して、すっきりアップさせる気持ちで、酸素をしっかり送りこみましょう。するとそのうちに、「頬が上がった」「目が大きくなった」と感じる瞬間がやってきます。トライしてみてください。

にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク〜に綺麗になろう!』

文、写真、イラスト=にらさわあきこ