エネルギー政策などに詳しいウェブサイト「Carbon Brief」は「今年の7月から9月にかけて、イギリスでは風力や太陽光、水力などの再生可能エネルギーによる発電量が化石燃料による発電量を上回った」と報じた。

これは、イギリス国内で発電所が稼働を始めた1882年以来「初」。この期間のすべての発電量に占める割合は、化石燃料の約39%に対し再エネは約40%という結果だったとのこと。

理由のひとつには、今年に入ってから複数の再エネ発電施設が稼働を始めたことが挙げられるが、あくまでこれは一時的な結果。通年で考えると、現時点では化石燃料による発電量が上回るという。

とはいえ、イギリスは“本気”だ。

今年2月には、世界最大の洋上風力発電施設「ホーンシー・プロジェクト・ワン」の稼働を開始。完全稼働する2020年には、100万世帯分のエネルギーを発電できるという。

2050年までに「二酸化炭素排出ゼロ」を掲げているだけあって、その目標達成に向けた準備は進んでいるといえるだろう。

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