【盛岡・南部駒賞】北海道のモリノブレイクが快勝

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 10日、盛岡競馬場で行われた第12R「南部駒賞」のレース結果と関係者コメントは、下記の通りです。

 10日、盛岡競馬場で行われた12R・南部駒賞(M1・スズカコーズウェイ賞・2歳・ダ1600m)で2番人気、岩橋勇二騎乗、モリノブレイク(牡2・北海道・角川秀樹)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にスティールペガサス(牡2・北海道・角川秀樹)、3着にホンコンノワール(牡2・岩手・畠山信一)が入った。勝ちタイムは1:38.4(良)。

 1番人気で鈴木祐騎乗、グランコージー(牡2・岩手・櫻田康二)は、8着敗退。

モリノブレイク 9戦4勝
(牡2・北海道・角川秀樹)
父:ベーカバド
母:ヤマイチジャスミン
母父:ファスリエフ
馬主:森和久
生産者:笹川大晃牧場

1着 モリノブレイク
岩橋勇二騎手
「地元のグランコージーがもっと速いと考えていて、戦前の指示はその2番手くらいで折り合ってという事でしたが、自分の馬も2ハロン目くらいからエンジンがかかってしまって。後から考えれば馬の気持ちを大事にして、自分でハナを獲る感じでも良かったのかなと思いました。
あまり溜めたり引っ張りすぎるのも良くないので途中で切り替えていきましたが、ペースが速くてさすがにちょっと不安はありました。ですが馬が最後まで集中力を切らさずに走り切ってくれたと思います。本当は阿部龍騎手が騎乗する予定だったのが怪我で乗れなくなり、自分が代打の形で乗って、それで結果を出せて良かったです。北海道は今季の競馬が終わりましたが、北海道の馬がこれから全国で活躍すると思いますし、岩手競馬はまだまだ続きますので、応援よろしくお願いします」

角川秀樹調教師
「前走から間隔があまりなかったですが元々体が絞り切れないくらいの馬ですから、中間も調整は問題はありませんでした。自分でハナに行くレースは想定していませんでしたが気持ちよく行けているようでしたし、直線半ばではこのまま押し切ってくれるだろうと思って見ていられる競馬でした。門別の最終日に人気の馬で結果を出せなかったのが残念でしたが、ここでワン・ツーが取れましたから、ここに来て良かったです。次走は、おそらくこの後は南関東に移籍する事になると思います」