11月9日(土)にロイヤル・アルバート・ホールで開催された「ロイヤル・ブリティッシュ・レジオン・フェスティバル・オブ・リメンブランス」。第1次世界大戦の戦没者を追悼する毎年恒例の式典で、エリザベス女王やチャールズ皇太子とカミラ夫人を始め、ロイヤルファミリーが勢ぞろいした。ウィリアム王子とキャサリン妃、ヘンリー王子とメーガン妃のほか、チャールズ皇太子の弟のアンドルー王子、エドワード王子とソフィー夫人、皇太子の妹のアン王女と夫のティモシー・ローレンスらが出席した。

ウィリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻が同じ行事に出席するのは、6月8日に行われたエリザベス女王の誕生日を祝福するトゥルーピング・ザ・カラー以来。ヘンリー王子がドキュメンタリー番組でウィリアム王子との不仲説に言及し「兄弟であればいい時も悪い時もある」とケンカがあったことを認める発言をしてからも、もちろん初めてとなる。

式典では遠く離れた席に着いていた両夫妻。ゆくゆくは国王になるウィリアム王子はエリザベス女王の隣に、ヘンリー王子は後方の席に着席していた。最近の両夫妻の様子については、英国王室の関係者からウィリアム王子とキャサリン妃はタブロイド紙に対する提訴などヘンリー王子とメーガン妃の行動を心配しているという証言も出ている。でもキャサリン妃は「心配しつつも、揉め事からは距離を置こうとしている」という証言も。

昨年のリメンブランスデーではカメラの前で4ショットを見せてくれたけれど、今年はそれもなし。式典の席次は王位継承権が理由であり、心の距離感の現れではないと思うけれど……4ショット披露がなかったのは残念。