私、清葉アキ子は現在45歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

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アラフィフは“熟女”なの?

清葉アキ子、ただいま45歳。あと数か月で46歳になる。

アラフォーと自称するには躊躇し自粛しているが、アラフィフにひとくくりされるのはちょっと抵抗感が。まあ、いずれにしても、“熟女”ってことには変らないか……。

そんな私に「君は“熟女”じゃないよ!」とある男性が言ってきた。彼いわく「“熟女”というのは28〜34歳くらいの女性のことを言うのだから!」。

彼が力説する“熟女の定義”はなにによるものなのか?どうやら、かつて足を運んでいた「熟女キャバクラ」だか「熟女スナック」だかでは、働いている女性は全員“28〜34歳”とされていたことによるようだ。

アラサーというか20代までもが“熟女”となると、45歳の私は、熟して熟して熟しすぎて腐ってしまった“腐女”ってことになるではないか!そう彼にちょっと怒った風に訴えたら、「“腐女”?いやいや、そこまできたら、オンナでもないし、形がなくなってるんだから人間でもないんじゃな〜い!?(笑)」とと軽〜く笑い飛ばされた……。あぁ、なんてひどい。二度と会わないっ!! 

こんな話を同世代の独身女性ライターとしていたら、彼女が大きくうなづいた。お酒好きな彼女、ライターとしてネタを拾うための潜入取材を目的に、夜の店で副業をしようと考えた。さすがに44歳でキャバクラは難しいというのは自覚としてあるので、新宿の“熟女パブ”なるところに面接に行ったそうだ。すると、店長が面接で顔を見るなり、「あなたの容貌で、かつ44歳では、お客をとるのが厳しいと思うんですよね」と言い、その場で落とされたという。

私から見ても彼女の容姿はふつうで、44歳よりは少し若く見えるかな、って感じ。「“熟女”とつく店でも44歳は受け入れてもらえないのか!?」と彼女はかなりのご立腹だ。

新宿ならいろんなニーズがあるだろうと思い歌舞伎町の店を狙ったのだが、やはり世界屈指の歓楽街はレベルが高かったのかも?そう考えた彼女は、次に、おじさまの街・新橋にある“熟女バー”に向かった。ここならお客様の年齢層も高いだろう。そう考えたのだが、その店でも撃沈。「この店の“熟女”の規定は、28歳から34歳まで。実際にもう少し年齢が上の人もいますが、その年齢に見える方に限定しております」と、とても丁寧にお断りされたそうだ。

その後、山手線沿線の下町・上野や神田でも断られ、都心からどんどん西側に下っていった結果、最終的に吉祥寺近辺にある“熟女スナック”で、「お客様の前では38歳ということにしてくださいね」とかなり念押しをされたうえで、なんとか“おなさけ採用”にありつけたという。

実際に働き始めたら、職場は“年齢規定内”の“リアル熟女”ばかり。つまりアラサーがほとんど(30代前半がほとんどだが20代もいる)。彼女は“ちょっとお姉さんの38歳”という設定で接客しているのだが、お客様からはもれなく「本当は何歳なの?」と疑われ、“リアル熟女”のように指名をとることができず、“ニセ熟女”としての切ない日々をすごしているそうだ。

40代は“腐女”!?

「自分自身では、若い友人がいて気持ちも考え方も話すネタも若いし、見た目も“ババア”じゃないって思っているんだけど、40代ってアラサーとなにが違うんだろう……。女同士なら声やメイク、服装や髪型、首のシワや肌の質感などで年齢バレちゃうっていうのわかるけれど、あんな暗い室内で半分酔っぱらったオッサンたちの目ならごまかせる自信あったのになぁ〜」と、今まで見たことのない悲しい顔をする彼女。そもそも“熟女”好きっていう人が集まるところでも40代の女性は人間扱いされないという残酷な話。「40代以降は、だれからも見向きもされない、アキ子さんのいう“腐女”なのかもしれないですね」。

以前、「40代以降は“腐女子”ならぬ“腐女”なのかも」という私の話をお腹を抱えて大笑いしながら聞いていた彼女も、いまは自信を失い肩を落としている。

30代半ばを超えたら、女性はみな“腐女”なのか!?

「私は違う!」そう思っている女性は多いに違いない。私だってそう思っている。40代独身女性が、オンナとして人間として、見られる可能性は、どのくらいあるのだろうか……?

成熟って、そんなに悪いもの?精神的には未熟な人はたくさんいるけど……。

熟女はもう「女」として見られないの?実際どうなの?〜その2〜に続きます。