TEMPE, ARIZONA - FEBRUARY 19: Jo Adell #59 poses for a portrait during Los Angeles Angels of Anaheim photo day on February 19, 2019 in Tempe, Arizona. (Photo by Jamie Squire/Getty Images)

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主軸に揃うプロスペクトたち。ベテラン捕手の活躍も侮れず


 
 米国はオープニングラウンド2勝1敗という成績でグループAを突破。マイナーリーガー主体のチームとはいえ、野球王国としてさすがの底力を見せつけた。
 
 オープニングラウンド3試合を通じ目に付くのは、参加12チームでも断トツの10本塁打という長打力だ。計8選手が本塁打を放っており、どこからでも長打が出る打線は脅威だ。
 
 3試合を通して打線の主軸に座ったのは、ジョー・アデル(20歳:ロサンゼルス・エンゼルス傘下)、ドールトン・バーショ(23歳:アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下)、ロバート・ダルベック(24歳:ボストン・レッドソックス傘下)、アレク・ボーム(23歳:フィラデルフィア・フィリーズ傘下)という若手選手たちだ。
 
 米公式サイト『MLB.com』のプロスペクトランク5位という注目プレーヤーのアデルは3試合とも2番打者としてフル出場し、打率.308、1本塁打、3打点と期待に応えている。また、3試合中2試合で4番を務めたダルベックは、通算4年のマイナー生活で79本塁打という長距離砲。今大会でも2本塁打、6打点と実力を発揮している。
 
 また、チーム最年長39歳のベテラン捕手、エリック・クラッツの存在も見逃せない。3試合ともスタメンフル出場のクラッツは、打率.625、2本塁打と打撃絶好調。今季はマイナー暮らしだったが、MLB通算295試合出場というベテランは、チームの精神的支柱というだけでなく、恐怖の8番打者としても要警戒だ。
 
 好調な打撃陣に比べると、3試合計16失点という投手陣は若干不安が残るところ。唯一のNPB組のブランドン・ディクソン(オリックス・バファローズ)の登板機会は1試合。今大会ブルペン待機が濃厚な右腕は第3戦・ドミニカ共和国戦の9回に登板し、セーブをマークしている。
 
 米大陸最上位チームに与えられる東京五輪のチケットを争うメキシコに敗れたため、スーパーラウンドは0勝1敗からの苦しいスタートとなる。アジア圏で戦ってきた対戦する4チームと比べ、移動、時差ボケというハンデもあり、どこまでコンディションを取り戻せているかもカギを握りそうだ。
 
 メキシコを上回り、オリンピック行きのチケットを獲得するというモチベーションもあるだろう。プロスペクト軍団は侍ジャパンにとって大きな壁となりそうだ。
 
オープニングラウンド結果(グループA)
11月2日 米国 9-0 オランダ
11月3日 米国 2-8 メキシコ
11月4日 米国 10-8 ドミニカ共和国
(日付はメキシコ時間)
 
スーパーラウンド日程
11月11日(月) vs韓国
11月12日(火) vs日本
11月13日(水) vsオーストラリア
11月15日(金) vs台湾

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