日本共産党演説会が9日、茨城県取手市で行われ、小池晃書記局長が、市民と野党の共闘勝利と共産党躍進で、行きづまった安倍政権を倒して新しい政治をつくる展望を語りました。会場の取手市民会館は、年明けの取手市議選(1月19日告示、26日投票、定数24)に向けた決意にあふれ、小池氏が「共産党全員勝利で、国政も市政も変えよう」とよびかけると、会場は大きな拍手に包まれました。

 小池氏は、前日の参院予算委員会での田村智子副委員長の追及を紹介し、政府の「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元後援会員らが大量に招待されていたと告発。「税金を使った公的行事の私物化であり、総理の資格はない。安倍政権を一日も早く店じまいさせるために、共産党は徹底追及していく」と表明しました。

 安倍政権の外交については、「米国、ロシア、中国の覇権主義にモノが言えない」と批判。中国による尖閣諸島での領海侵犯の増加や、人権抑圧・弾圧が深刻化しているとし、香港やウイグル自治区での事態にも触れて「重大な国際問題であり、弾圧の中止を求める」と表明。「日本共産党が、中国のふるまいを正面から批判することは、世界の平和と進歩を進めるうえでも大義あるものだ」と強調しました。

 また、東京電力が東海第2原発再稼働のために、日本原電への2200億円の支援を決定したことを批判。「福島県民への賠償責任を果たさず、他社への巨額の資金支援など言語道断だ。『老朽原発』は動かしてはならない。利権まみれの再稼働をやめ、原発ゼロの実現を」と力を込めました。

 取手市政については、駅前開発など大規模事業を進める一方、市民には負担増の連続だと指摘。新たなギャンブル施設建設計画を中止に追い込むなどの党市議団の実績とともに、女子中学生のいじめ自死をめぐり、シンポジウムの開催や教育委員会への要請に取り組んできたことを紹介し、子どもの命を守るために力を合わせようと訴えました。

 衆院北関東ブロックの梅村さえこ比例予定候補が「総選挙で安倍政権を終わりにし、野党連合政権をつくろう。茨城の地方選挙すべてで勝利し、野党連合政権の流れを広げよう」と訴えました。

 中村喜四郎衆院議員のメッセージが紹介されました。

 地方選の予定候補者が紹介され、取手市議選をたたかう、加増みつ子、遠山ちえ子、関戸勇、小池えつ子の各市議が決意表明しました。