土曜東京6R新馬はスミヨン騎乗のナイルリバーが追い比べを制す

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 2日、東京競馬場で行われた6R2歳新馬(ダ1600メートル)は、アメリカンファラオ産駒のナイルリバー(牡2、藤原英=母ジュエリアナ)がデビュー勝ちを決めた。

 ポンと好スタートを決めると、道中は3番手のインから手応え良く追走。直線では逃げ粘りをはかる福永騎乗のツキマデトドケとのマッチレースになったが、最後は鞍上・スミヨンの剛腕にこたえて半馬身先着した。

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スミヨン「軽い動きをする」

 スミヨンは「調教に乗った時から大きな馬だと思いましたが、同時に軽い動きをする馬だと思っていました。レースではスタートをよく出てくれましたが、無理して行かずにわざと砂を被せてグッと前に行かないようにしました。タテ長のレース展開でしたけど、ペースは速くなかったですよ。直線で先頭に立つのに少し時間がかかりましたが、いい脚があることは証明できたと思います。距離はもっと延びても大丈夫だと思います」と饒舌に語った。