元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、ミラン情報ラジオ局『ラディオ・ロッソネーラ』のインタビューに応じ、古巣について見解を示した。

ラジオ番組に出演したザッケローニ氏は、かつて監督就任1年目の1998-99シーズンにスクデットへと導いた古巣ミランについて問われると、持論を展開。スペイン人FWスソをトップ下で起用しようと模索したマルコ・ジャンパオロ前監督の起用法に疑問を呈したほか、自身の時代と比較した。

「ミランは明確なアイデンティティーがないまま、シーズン開幕を迎えてしまった。スソをトップ下に据えて100日間にわたって取り組みを続けたが、スペイン人選手の特徴を考えると、彼はサイドからスタートして中央に切れ込むべきだ。(ラファエル)レオン?彼は1トップの選手ではないように思える。(クシシュトフ)ピョンテクに限界はあると思うが、フィニッシュに関しては違う。きっとまたゴールを決めるようになるだろう」

「今、ミランのメンバーは全員、平均以下のパフォーマンスのように見える。私がいた頃は、(パオロ)マルディーニや(アレッサンドロ)コスタクルタ、(デメトリオ)アルベルティーニがいて、3人でロッカールームをまとめてくれた。今のミランのベテランメンバーに彼らのようなパーソナリティーがあるかどうか」

さらにザッケローニ氏は、ミランが今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)出場を目標とするべきではないと主張したほか、クラブにおけるマルディーニ氏の存在を重要視した。

「ミランの選手はCL出場権獲得のことを考えてはならない。今の状態では、それを考えると、重圧や責任感が増して耐えきれないだろう。(ステファノ)ピオリは恵まれている。ミランを愛するマルディーニがいるからね。彼は非常に合理的に冷静に分析することができる。こんな幹部がいるということは大きなメリットだ」