フェデラー、驚異のツアー最終戦17回目出場へ。記録づくめの過去戦績は

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シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」が、いよいよ10日に開幕する。38歳にして世界3位の「生きる伝説」ロジャー・フェデラー(スイス)は、ツアー最終戦に17回目の出場予定。7度目の優勝を目指すフェデラーの、これまでの戦績を振り返って紹介する。

■最終戦初出場時は21歳、当時世界6位


2002年、当時21歳でツアー最終戦に初出場したフェデラー。2002年シーズンは自身初となるマスターズ1000のタイトルを獲得し、初めてトップ10入りを果たした。前年のツアー初優勝と合わせて、2002年ツアー最終戦時点での通算タイトル獲得数は4個だった。


初めて臨んだツアー最終戦ではいきなり、グループリーグを3戦全勝で突破。しかし準決勝では、当時世界1位だったレイトン・ヒューイット(オーストラリア)に5-7、7-5、5-7のフルセットで惜しくも敗れた。


■最終戦優勝は6度、最多記録づくめのフェデラー


フェデラーは現在ツアー最終戦で6度優勝しており、これは同大会の歴代最多優勝記録だ。


初優勝したのは、2度目の出場だった2003年。当時世界1位だったアンディ・ロディック(アメリカ)を準決勝で下し、当時世界5位だったレジェンド、アンドレ・アガシ(アメリカ)にはグループリーグと決勝で2度勝利した。


なお、フェデラーが優勝した6回のうち、5回はグループリーグから全勝での優勝。最後に優勝したのは、3度目の2連覇を果たした2011年だ。それに対し、グループリーグで敗退したのは2008年の一度だけ。


また、2002年以降でフェデラーが最終戦に出場しなかったのは2016年(左膝手術や背中の怪我でツアーを離脱した)のみ。過去16回の出場というのも同大会最多出場記録であり、今年はそれをさらに更新することとなる。


■衰え知らずの38歳。8年ぶりの最終戦優勝はなるか


今シーズン、グランドスラムの優勝こそなかったものの、直近で出場した10月の地元大会「ATP500 バーゼル」の10度目優勝を含め4つのタイトルを獲得。今年は3年ぶりにクレーコートシーズンにも参戦したりと、まだまだ全く衰えを見せないフェデラー。


グループリーグ同組に決まったノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのBIG3対決は、どのような試合展開を見せるか。また、23歳のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)ら若手にどう立ちはだかるか。


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■フェデラーのツアー最終戦過去戦績


2002年 初出場・ベスト4:準決勝の対戦相手・レイトン・ヒューイット(オーストラリア)
2003年 優勝:決勝の対戦相手・アンドレ・アガシ(アメリカ)
2004年 優勝:決勝の対戦相手・レイトン・ヒューイット(オーストラリア)
2005年 準優勝:決勝の対戦相手・ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)
2006年 優勝:決勝の対戦相手・ジェームズ・ブレイク(アメリカ)
2007年 優勝:決勝の対戦相手・ダビド・フェレール(スペイン)
2008年 グループリーグ敗退
2009年 ベスト4:準決勝の対戦相手・ニコライ・ダビデンコ(ロシア)
2010年 優勝:決勝の対戦相手・ラファエル・ナダル(スペイン)
2011年 優勝:決勝の対戦相手・ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2012年 準優勝:決勝の対戦相手・ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2013年 ベスト4:準決勝の対戦相手・ラファエル・ナダル(スペイン)
2014年 準優勝:決勝は棄権
2015年 準優勝:決勝の対戦相手・ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2017年 ベスト4:準決勝の対戦相手・ダビド・ゴファン(ベルギー)
2018年 ベスト4:準決勝の対戦相手・アレクサンダー・ズベレフ (ドイツ)


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」大会前練習時のフェデラー
(Photo by Alex Pantling/Getty Images)