女子テニス国別対抗戦フェドカップ、ワールドグループ決勝、オーストラリア対フランス。勝利を喜ぶオーストラリアのアシュリー・バーティ(2019年11月9日撮影)。(c)Tony ASHBY / AFP

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【AFP=時事】女子テニスの国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2019)は9日、オーストラリア・パース(Perth)でワールドグループ決勝が行われ、世界ランク1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty)を擁するオーストラリアは、先勝を許しながらもフランスとの勝負を1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 オーストラリアは第1試合で大会初出場の緊張感にのまれたアイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic)が1-6、1-6でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)に一蹴された後、2試合目にはプレッシャーの中でバーティがコートに立った。

 中国で行われたWTAファイナルズ(WTA Finals Shenzhen 2019)で優勝したばかりのバーティは、気温が38度に上る中で冷静さを失わずにプレーし、キャロリン・ガルシア(Caroline Garcia)を6-0、6-0で圧倒。1万3000人の観客の前で強さを発揮したバーティに対し、ガルシアはなすすべなくダブルベーグルの屈辱を味わった。

 両チームが譲らぬまま突入する10日の試合では、シングルス2試合と最終戦にもつれた場合はダブルス1試合が行われる。優勝すれば、オーストラリアにとっては45年ぶりにして通算8回目、フランスにとっては2003年以来3回目となる。

 バーティはコートサイドでのインタビューで、「こんなことはめったにない。これ以上の試合は望めないくらい」とすると、「パースに戻って来られて、とてもうれしい。ここでシーズンを開幕し、最後を締めくくれるなんて最高」とコメントした。

 オーストラリアのアリシア・モリック(Alicia Molik)監督は、ベテランのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur)ではなくトムリャノビッチを起用するギャンブルが大きな裏目に出てしまったが、バーティが快勝したことで大きく胸をなでおろす結果となった。

 トムリャノビッチは10日も再びプレーする予定であるものの、この日のパフォーマンスを受けて、モリック監督は考えを変えてストーサーを復帰させる可能性がある。同選手はオーストラリアで最も成功したシングルスプレーヤーであり、フェドカップでも16年の経験がある。

 一方、フランスのジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau)監督も、アリーゼ・コルネ(Alize Cornet)、フィオナ・フェロ(Fiona Ferro)、ポーリン・パーメンティア(Pauline Parmentier)という選択肢がある中で、ガルシアの起用法に関して同様のジレンマに直面している。

【翻訳編集】AFPBB News

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