その「大丈夫」、本当に大丈夫?パートナーについ強がってしまうなら

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なぜ強がってしまうの?

口癖のように「大丈夫」と言っているあなたは、相手に対して強がってしまっているかもしれません。心のどこかで大丈夫じゃないことがあるのに、相手に自分の弱いところを見せたくなかったり、迷惑をかけてはいけないと思っていたりして、本当の気持ちを言えないのではないでしょうか?

自分ですべての問題を解決して自立していたい。いつでもカッコいい自分でいたい。そのように理想を抱くのは素敵なことです。でも、何でも伝え合えるはずの大切なパートナーに対してまでも、自分の正直な気持ちを偽ってしまっていいのでしょうか。繰り返していると、そのうちに心休まるところがなくなってしまい、お互いのすれ違いの原因にもなってしまいます。

自分のありのままを伝えよう

自分の弱い部分や嫌だと思っている部分を隠し続けていると、理想の自分を演じることに疲れてしまいます。また、相手に迷惑をかけないようにすべて抱え込んでしまうことも、いつかは破綻してしまいます。大切なパートナーだからこそありのままの姿を見せ、いろいろなことを相手と分かち合っていくことができるはずです。

理想の自分でいたい気持ちもとてもよくわかります。でも、これからともに過ごしていく中で、きっとそのような理想とは違うこともたくさん起こるはずです。そんな時に受け入れて、理解し合えるパートナーがいることはとても心強いことです。

相手に自分のすべてをありのまま伝えてみましょう。お互いにそのように心を開き合い、受け止め合うことで信頼関係は深まっていくはずです。その積み重ねで、二人の間には強いきずなが生まれていくものです。

時間をかけてゆっくりと

「大丈夫」と相手に言いかけた時、ふと心の中を振り返ってみてください。本当に大丈夫かどうか、相手に強がっていないかどうか、何か助けてほしいことはないか、考えてみましょう。最初は勇気がいるかもしれませんが、相手に自分の正直な気持ちを少しずつ伝えてみましょう。だんだんと時間をかけて、お互いにそのような関係になることで、さらに信頼できるパートナーになるでしょう!

ライター:櫻井麻美(さくらいあさみ)
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。
既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について考えはじめ、ヨーガにたどり着く。現在はたくさんの人が幸せでいられるためのヨーガを伝える活動をしている。