勝利した梨々を兄の天心(左)が祝福した

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“最強の遺伝子”を持つJKキックボクサーが、悲願の初タイトルへ大きく前進した。立ち技打撃格闘技イベント「RISE」初の女子大会(8日、東京・新宿フェイス)で那須川梨々(17)は、百花(26)に判定3―0で勝利。時には厳しく説教する兄の那須川天心(21)も満足そうな表情を浮かべた。

 昨年11月にプロ初黒星を喫した相手へのリベンジに成功した梨々は「作戦通りいけてよかったです。友達もたくさん来てくれて力になりました」と涙を浮かべながらも「もっと攻めが必要だと思う試合だった」と反省を忘れなかった。

 徐々に才能を開花させつつあるのは事実だが、背負うものは大きい。RISEの伊藤隆代表(49)は「これからの格闘技を引っ張っていく選手の一人。まずは来年、このままいけばタイトル挑戦も見えてくるでしょう」と語る。戦場とするアトム級の女王、紅絹(35)は7月の王座決定戦で敗れた相手。次なる雪辱とタイトル奪取に向け、兄に負けじと突き進む。