50歳が“超新星爆発”を起こす。全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦」(11日、東京・後楽園ホールで開幕)に当初は出場予定のなかった秋山準(50)だが、右のカカト負傷によるディラン・ジェイムス(28)の欠場を受け、ジョー・ドーリング(37)のパートナーとして出撃を決意。8日の会見では「行くと決めたからには気持ちは切り替わっている。調子? バリバリ調整してるから大丈夫」と自信をのぞかせた。

 最強タッグ初出場は、デビュー直後の1992年。当時もジャンボ鶴田(故人)の「代役」だった。「あの時は超新星って呼ばれて…」と振り返るや、改めてその言葉の意味を調べたことを告白。「恒星が最後の段階に入って爆発するのを『超新星爆発』って言うらしいんだよ。まさに今の自分じゃないかと。爆発すれば新しいものが生まれてくると思うし」と笑みを浮かべた。

 もちろん目指すのは、自身4度目となる優勝だ。その上で「シングルのチャンピオン(宮原健斗)を直接いけば、3冠っていう話も出てくるだろう。いろいろ面白いことができると思う」。16年7月に挑戦して以来遠ざかっている3冠ヘビー級戦線復帰もターゲットに定めた。酸いも甘いも知り尽くしたベテランが、暮れの王道マットをかき回す。