パリにあるフランス文化省の建物(2007年4月4日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO/Jacques Demarthon

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【AFP=時事】フランス文化省の元職員が、200人以上の女性に利尿薬を飲ませ、目の前で排尿させていたとして、性的暴行と薬物法違反の罪で訴追されていることが分かった。司法筋が8日に明らかにした。

 左派系日刊紙リベラシオン(Liberation)によると、文化省の人事部長だったクリスチャン・N(Christian N.)容疑者は、2009〜2018年に就職希望者を中心に200人を超える女性たちを標的にしてきたとされる。

 リベラシオンが報じた被害女性5人の証言によると、同容疑者は就職面接中に紅茶やコーヒーを1杯出し、パリ市内にある文化省付近を歩きながら話そうと誘った後、歩き回っている途中で女性たちが急に尿意を催すと、セーヌ川(River Seine)の岸に連れて行き、周囲から見えないように自分が上着で隠しているからと、橋の下で用を足すよう促していた。

 警察の捜査の結果、同容疑者は女性たちに差し出していた飲み物の中に強力な利尿薬を混入していたことが明らかになった。さらに同容疑者は、机の下で女性の脚を携帯電話で盗撮していた罪でも訴追されている。

 文化省は、同容疑者がそうした行為に及んでいる現場を見つけて警察に通報。警察は、同容疑者のコンピューターから、200人以上の被害女性のリストと、女性たちの排尿の様子を描写したどぎつい記述と写真を発見した。

 同容疑者は2018年10月に停職処分を受け、その3か月後に解雇されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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