男子テニス、パリ・マスターズ、シングルス準々決勝。サーブを打つラファエル・ナダル(2019年11月1日撮影)。(c)MARTIN BUREAU / AFP

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【AFP=時事】男子テニス、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、サーブに苦しんでいると明かし、10日に開幕するシーズン最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2019)へ向けて時間との闘いを強いられている。

 ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とシーズン末の世界ランキング1位を争う中、ナダルは腹筋の張りで前週のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2019)準決勝を棄権。最終戦の開催地である英ロンドンに来ることができたのはうれしいが、11日の大会初戦を前にサーブを全力で打てていない状況だという。

 自身の開幕戦でディフェンディングチャンピオンのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と対戦するナダルは、「一日一日、どうなっていくか見る必要がある」「月曜日(11日)までに100パーセントの状態になれると前向きに考えている」と話した。

 サーブは7日に練習を再開したばかりで、ここまで「とてもゆっくりやっている」という。ナダルは「うそをつきたくない」と切り出すと、「うまくいく自信はあるが、同時に悪い方向へいくかもしれないという不安もある。パリからきょうまでほとんど時間がたっていないから」と続けた。

「サーブはやっと打ち始めたばかり。ここまでのトレーニングで全く問題はないし、パーフェクトだと感じている。どこにも痛みはない」「戦える状態になる自信はあるけど、これは最初からトップ選手と当たる大会。だから万全の準備ができている必要がある」「サーブに関しては、1日ごとに良くなっていくことを願っている」

 5度目の年間1位を目指すナダルは、今週発表の世界ランキングでジョコビッチから王座を奪い、640ポイント差をつけてATPファイナルズを迎える。これまで多くのトロフィーを獲得してきた33歳の王者だが、シーズン終盤はけがに苦しむことが多く、2017年は大会途中で棄権、昨年は欠場するなど、最終戦での優勝は一度もない。

 今大会では、ズベレフ、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)、ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と同じグループでラウンドロビンを戦う。

【翻訳編集】AFPBB News

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