豪東部ハリントンの住宅街に迫る炎。ケリーアン・オースタービーク氏提供(2019年11月8日撮影、入手)。(c)AFP PHOTO / KELLY-ANN OOSTERBEEK

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【AFP=時事】オーストラリア東部を襲っている森林火災は依然制御不能で、消防当局は8日、「未知の領域」に足を踏み入れた状況だと警戒している。

 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州とクイーンズランド(Queensland)州では、約100か所で火災が発生。うち17件前後が制御不能で危険な状態が続いている。

 ニューサウスウェールズ州消防局は公共放送ABCに対し、「これほど多くの火災が同時に、しかも緊急警戒レベルで発生したのは前例がない。われわれは未知の領域にいる」と危機感を示した。

 同国では森林火災は珍しくなく、夏前の数か月間にもすでに各地で火災が報告されていた。

 ただ気候変動や悪天候続きで、強風や低湿度、高温という火災が発生しやすい環境が生まれており、専門家らは、今回の一連の火災はシーズンの始まりにすぎず、今後厳しい状況が続く恐れがあると予想している。

 これまでのところ死傷者は報告されていないが、火が家屋に燃え移ったり、家の中に人が閉じ込められたりしたという情報が寄せられている。

 緊急当局は航空機約70機を投入して消火活動に当たっているが、火は海岸線約1000キロに沿って広がっており、鎮圧に至っていない。

 一部の地域では住民らが立ち往生し、「避難するには遅過ぎるため、シェルターを探すよう」勧告が出されている。

 地元ラジオ局は予定されていた番組を変更し、自宅や車に閉じ込められた場合の対処方法などの情報を提供している。

【翻訳編集】AFPBB News

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