NYのメトロポリタン美術館で今年のMETガラが開催されたのは、もう半年も前のことかもしれない。それでも、このときキム・カーダシアンが着たティエリー ミュグレーのドレスについては、いまだに話題が尽きない模様。そう、問題になっているのは、キムのウエストがびっくりするほど締め上げられ、まるで肋骨(ろっこつ)を何本か取り除いたかのように見えた、あの驚きのドレス! 夫のカニエ・ウェストが「セクシーすぎる」としてこのドレスに批判的だったことは、すでに伝えられているとおり。そして、このときのカニエは本当にキムを困らせていたらしい。

10月に放送されたリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(KUWTK)』の中で、カニエはドレスについてこう話した。

「ラッパーになり、あらゆる女の子たちを見てきて、そして妻をみて、『ああ、俺の妻は、自分の体を見せびらかしたいほかの女の子たちみたいになりたいんだ』と思う。そのことが、結婚して…父親になった今の俺の魂と精神に影響を与えていることに気づいていなかったんだ」
「君は俺の妻なんだ。セクシーすぎる写真が撮られることは、俺にも影響を与えるんだ」

ただ、キム2019年11月5日(現地時間)に出演したトークショー『ザ・リアル』で明らかにしたところによれば、そもそもカニエがこのドレスに腹を立てていた本当の理由は、胸の部分に「偽物の乳首」 が付けられていたからだそう。この問題で二人が言い争っている部分は、放送された「KUWTK」ではカットされているかもしれないとして、キムはこう説明した。

「水から上がったところで体が濡れている状態を表現したドレスだったから、乳首が縫い付けられていたの」
「カニエはドレスに乳首が付いているのはダメだと何度も強く言っていたのに、それでも取り外されていなかったので、言い合いになったのよ」

結局キムは、カニエのためだけではなく子どもたちのために、その偽物の乳首をドレスから取り外すことにしたそう。

「もちろん、子供たちにとって適切な行動を取りたいと思っているわ。彼らが見るものはもう十分あるし、ちょっとトーンダウンしてもいいと思って。全面的に譲歩したわ」

かなり過激なドレスだけど、 乳首がついていたらもっと大騒ぎになっていたはず!

※この訳は抄訳です。

Translation:Hearst Contents Hub

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