「ゆきこさんの家からえきまで30分かかります。 8時50分にえきにつくには、家を何時何分に出るとよいですか。りゆうもかんがえましょう」

これは小学2年生の算数の問題だ。ある児童の回答は「8時15分」だった。理由として「8時20分だとぎりぎりであせるとあぶないから」と書いた。

テストではバツだったが、「なんで違うの」と聞かれた父親が「普段から家庭で5分前行動を心がけていたが、こんな解答をするとは思ってなかった。感心した」と、ネットに投稿した。たちまち、28万件以上も「いいね」が付き、なかには「神がかった答えだ」というのもあった。

正解が分かったうえで、もっと考えた賢さ・・・

教育評論家の後藤武士は「算数の問題は答えは一つ。この問題は『あなたは何時に家を出るか』は問われていない。個人の事情ははさまない方が良い」という。

キャスターの立川志らく「答えが分かってうえで5分前に行動しているので、この子は偉いんですよ。算数はバツなんだけど、先生はちゃんと褒めるべきです。それが教育なんですよ」

設問が間違いというのは社会起業家の山崎太祐だ。「理由を考えましょうと書いてありますが、正解だけだったら、理由の考えようがないし、なにも書くことはないでしょう」

この女の子のこういうしなやかな感覚を、学校や先生はつぶさないでほしいね。