千葉県に大きな被害をもたらした台風15号通過の翌日、森田健作知事は県庁幹部に知らせずに自宅に帰ってしまった。被害の全容がわからない段階で、自衛隊に災害派遣を要請した直後だった。復旧の指揮を執るトップとしては、まったくの失格である。しかい、森田知事はきのう7日(2019年11月)の会見で、「それが私の政治スタイルだ」と強弁した。

知事の職務放棄の帰宅を報じた週刊文春(11月14日号)によると、森田知事は台風15号が通過した翌日の9月10日午後、公用車で約30キロ離れた芝山町の自宅(記事では別荘)へ帰っていた。災害対策本部が設置され、被害の全容把握が急がれていた時だった。

森田知事は自宅で私用車に乗り換え、近くの酒々井町、富里市などを30〜40分見て回ったという。「現地を見る。それが私の政治的手法。2カ月前のことより、今やらないといけないことがある。至らないところは謝ります」と支離滅裂の釈明だった。戻った理由は「プライベート」とだけで、はっきりいわなかった。

自宅やられてないか見に帰ったのは明らか

宮城県の浅野史郎・元知事氏は「これはアウトです。あの段階は、災害の状況を把握することが第一。知事はその中心にいて、判断をくださないといけない立場です。知事として取るべき行動の認識も覚悟も足らなかった」と呆れる。

司会の加藤浩次「市町村からの自衛隊派遣の要望を防衛庁に伝えるのは知事の役割なのに、不在だった。不用意だったと思いますね」

近藤春菜キャスター「私用車に乗り換えて、近くを視察したというのが理解できないです。それが政治スタイルだというのなら、スタイル変えたほうがいい」

菊地幸夫(弁護士)「トップが単独行動をとってはねえ。それなら部長もと、きりがなくなる」

加藤「自宅を見に帰ったのかな」