故ジェームズ・ディーン、64年ぶり新作映画“復帰”

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ハリウッドの名優ジェームズ・ディーンが、ベトナム戦争を題材にした「ファインディング・ジャック」で銀幕に再び姿を現すようだ。1955年、交通事故により24歳の若さでこの夜を去ったディーンが、CGの姿で出演することをマジック・シティ・フィルムズが遺族から許可を得た。

ガレス・クロッカーの同名小説を原作に、ベトナム戦争終結時に破棄された多数の犬をテーマに、アントン・エルンストとタティ・ゴリクがメガホンを執るこの新作で、ディーンはローガンというキャラクターを演じる。

エルンストは、CGのディーンは“子供だまし”の描写にならないと自信を見せている。

「かなり複雑なキャラクターであるローガン役のキャスティングにはあらゆる可能性を模索しました。数か月にもわたるリサーチの結果、ジェームズ・ディーンに決定したのです」
「遺族からの支援を得られたことを光栄に思いますし、史上最高の伝説的俳優としての彼の栄光が傷つけられることないよう、細心の注意を払うつもりです。遺族はこの作品を彼が出演することができなかった4作目の出演作と見ています。ファンの皆さんをがっかりさせないつもりです」

ディーンの姿は過去の映像や写真を基に再現されることになるようで、声は別の俳優が吹き替えることになるという。

映画界に多大なインパクトを残したディーンだが、出演作は「エデンの東」「理由なき反抗」「ジャイアンツ」とわずか3作しかない。

まだほかのキャスティングについては発表されていない中、今月にも製作がスタートするとみられている本作。ただ、CGでのディーン出演には懸念の声も挙がっている。

マーベルのキャプテン・アメリカ役でおなじみのクリス・エヴァンスは、ツイッターに「彼は大喜びするだろうさ。これはひどい話だ。コンピューターにピカソの新作でも描かせたらいいんじゃないか。それともジョン・レノンの新曲とかさ。この理解の乏しさは恥ずべきだ」と非難のコメントを投稿している。