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三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社である三菱UFJ信託銀行は6日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ銀行とともにブロックチェーン技術活用の証券決済や資金決済のための基盤実現を目指す「ST(Security Token)研究コンソーシアム」(略称SRC)の設立を発表した。

SRCは、コンソーシアムの協力企業とともにブロックチェーン活用のサービス"Progmat(プログマット)"の社会実装を目指す。既に社債をユースケースとする技術検証は7月から10月にかけて実施。複数ブロックチェーン基盤の比較検証からプロトタイプ開発などを行っており、"Progmat"のコンセプトは三菱UFJ信託銀行のWebサイト内にPDFで公開されている。

ひとつのプラットフォーム上で社債や証券化商品など多様な商品を取り扱い、簡単(Simple)・迅速(Speedy)・安全(Secure)に金融取引ができることを目指すサービスProgmatは、資金調達者(企業)、媒介者(証券会社)、投資家が参加し"プログラマブルマネー"(安定した価値を持つように設計されているブロックチェーン上の資金決済手段)を用いて資金調達や運用ができるシステムに加え、信託と組み合わせた債務不履行による"カウンターパーティーリスク"の極小化など投資家の権利保全の仕組みの構築も視野にいれている。専用端末を使わずに24時間365日、小口の投資家や海外投資家を含む誰もが、柔軟に資金の調達や運用ができる金融取引を目標に掲げている。

6日付けで設立された「ST(Security Token)研究コンソーシアム」は、サービス提供者となる三菱UFJ信託銀行がコンソーシアム事務局を務め、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と三菱UFJ銀行と連携して運営する。コンソーシアムでは、各役割を分担し知見を共有する協力企業各社とともに社会実装へと歩みを進める。