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米Nianticは11月6日 (現地時間)、同社が開発を手がけるARプラットフォーム技術を外部に提供していく計画を発表した。

Nianticは「Ingress」、「ポケモンGO」や「ハリー・ポッター:魔法同盟」といったスマートフォンを用いたARゲームを通じてAR (拡張現実)技術を広く一般に浸透させた。同時に現実環境のマッピング (Mapping Reality)を進め、ピカチュウが現実環境の障害物を避けて動き回るような自然なAR体験、ポケモンGoのマルチプレイのようなAR体験の共有 (Sharing Reality)などを実現してきた。そうして成熟させてきた技術へのアクセスを外部に提供することで、ARのさらなる普及と市場の拡大を後押しする。

外部の開発者との取り組みとしては、2018年に「Niantic Real World Platform」を用いた新しいプロダクトやサービスの開発を支援する賞金総額100万ドルのコンテストを開催した。それが大きな成果につながっていることから、そうした開発者サポートをより広く展開していくことにした。「Niantic Beyond Reality Fund」というファンドを設け、「Niantic Creator Program」(2020年初めにローンチ)という開発者向けプログラムを用意した。詳細は、6日に開設された開発者やクリエイター向けのWebサイトから入手できる。

外部開発者にも広がるNianticのエコシステムをビジネス活用や収益につなげるプログラムも拡大する。これまで日本においてセブンイレブンやマクドナルド、米国においてAT&Tなど全国レベルで事業を展開する大企業とのパートナーシップを行ってきたが、そうした取り組みを中小ビジネスにも広げる。新しい「Sponsored Locations」プログラムでは、条件を満たした実店舗を持つ中小ビジネスが簡単にスポンサード・ロケーションを有効にできる。米国において6日からベータサービスの Early Accessプログラムがスタートしており、年内の正式提供開始を目指す。発表において同社は「スポンサード・ロケーションに関して、我々は常にプレイヤーに対して透明でオープンであり、プレイヤーとビジネスの両方に利益をもたらすよう心掛けています」としている。