森保ジャパンの最新序列

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 11月14日にカタール・ワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦、11月19日にキリンチャレンジカップのベネズエラ戦に臨む森保ジャパン。11月シリーズでは堂安律、久保建英、板倉滉などがU−22代表に専念するためにA代表では選外となり、古橋亨梧(神戸)やオナイウ阿道(大分)ら4名が初招集された。そんなメンバー構成で攻撃面では、どのような戦いを見せるのか。ここでは、MFとFWの最新序列を考察する。
【ボランチ】
◎柴崎 岳(デポルティボ/スペイン)
〇遠藤 航(シュツットガルト/ドイツ)
〇橋本拳人(FC東京)
△山口 蛍(神戸)
△大島僚太(川崎)
△井手口陽介(G大阪)
 
◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

 司令塔として攻撃を組み立てる柴崎は絶対的な存在だが、注目はボランチで彼の相棒を誰が務めるか。10月シリーズではモンゴル戦(〇6−0)に遠藤、タジキスタン戦(〇3−0)に橋本が出場した。このポジションは今、ほぼ横一線と言える。

 ただ11月3日、遠藤は今夏に移籍したドイツのシュツットガルトで新天地デビュー(vsディナモ)を飾り、モンゴル戦でも1ゴールを決めている。調子は良さそうだ。ベネズエラ戦に招集されていないことを踏まえても、ひとまずキルギス戦では遠藤が先発するかもしれない。
【右サイドハーフ】
◎伊東純也(ヘンク/ベルギー) 
△原口元気(ハノーファー/ドイツ)

【左サイドハーフ】
◎中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
〇浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

 U−22代表に招集された堂安と久保が不在のため、右サイドハーフの1番手は伊東になるだろう。10月のモンゴル戦で3アシストを決めてアピールし、所属クラブのヘンクでチャンピオンズ・リーグにも出場して声価を高めている。ライバルが減った11月シリーズでさらに株を上げたいところだ。

 左の中島が攻撃に推進力をもたらす存在であることは言わずもがなだが、気になるのはサブの浅野。タジキスタン戦では中島に代わって64分に途中出場し、少ない時間ながら1ゴールを奪った。ここで再び結果を残せば、中島を脅かせる存在になれるかもしれない。
【2トップ】
◎南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
◎鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
〇永井謙佑(FC東京)
△鈴木武蔵(札幌)
△古橋亨梧(神戸)
△オナイウ阿道(大分)
 
◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

 10月シリーズを負傷欠場した大迫勇也は、怪我が癒えたものの、森保監督は「招集も可能だったかもしれませんが、よりコンディションの良い選手を今回は招集させてもらう」との理由で、招集を見送った。

 そこで得点源となるのは国際Aマッチ4戦連続ゴール中の南野で、彼を軸に考えると、鎌田が相棒の筆頭候補に浮上する。理由はタジキスタン戦での成功例で、この試合では前半終了間際にCFの鎌田とセカンドトップの南野がポジションを入れ替えてから、最前線に移動した南野が2ゴール。絶好調のストライカーを活かせる点は、大きなアドバンテージだろう。

 永井が鎌田のようにCFにもセカンドトップにも振る舞うのは難しいかもしれないが、10月のモンゴル戦、直近のリーグ戦(30節/大分)でゴールを決めていて調子は良い。9月以来の招集となる鈴木、初招集の古橋とオナイウは、永井のように結果でアピールしたい。
 
文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)