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双日は5日、AI活用の医療診断支援スタートアップ米Sensely(センスリー)への同社コーポレートベンチャーキャピタルを通じた出資を発表した。

Senselyは、精巧なアバターを用いたAIチャットボットをローンチしており、バーチャルヘルスケアの分野を開拓している。同社は米国ミネソタ州に本部を構える総合病院Mayo Clinic(メイヨー・クリニック)と提携しており、蓄積症例や診断例とAIを組合せた情報提供をアプリで行っている。Mayo Clinicは、1846年開設と歴史も古く、規模や名声もある大規模な医療組織としての地位を築いている。

双日は今年1月に世界各国のスタートアップ企業を対象としたコーポレートベンチャーキャピタルの設立を発表(ニュースリリース)。総合商社としての幅広い事業領域を持つ同社は、既存の事業にとらわれず未開拓事業領域へと挑戦していくことを述べているが、今回のSenselyへの出資についてはユーザーの自宅診療や健康維持機構の医療費、民間保険会社の保険料の低減などが期待できること、また、特にアジア新興国では高齢化と経済発展に伴う慢性疾患患者の増加、医療費の圧迫や医療従事者の人口比が少ないという課題解決に貢献できるとしている。総合商社としてのグローバルネットワークを活用し、Senselyの技術を導入することで世界各地のヘルスケアに貢献する構えだ。

同社は2017年に、トルコ共和国における病院施設運営事業への子会社を通じた官民連携事業(Public Private Partnership)への参画も発表(ニュースリリース)しており、イスタンブール市内に施設されるİkitelli(イテキリ)総合病院(病床数2,682床)でのSensely活用も検討していることを明かしている。