IT大手のヤフーは、インターネットで検索されたことばや利用者の位置情報など、大量のビッグデータを外部に販売する新たなビジネスを始めた。NHKニュースが報じた。

専用のウェブサイトで調べたいキーワードを入力すると、そのことばを検索している人の性別や年代ごとの動向、一緒に検索されたほかのことばなどが分かり、商品開発や価格設定といったさまざまな活用方法があるとしている。記者会見したヤフーの川邊健太郎社長は「個人情報の保護を第1とし、より使いやすいもの、効果があるものにアップデートを繰り返し、事業の柱にしていきたい」と話した。

いずれも名前や住所といった個人情報は対象ではないということだが、利用者に根強い不安もあるだけにプライバシーの保護に対する万全の取り組みが求められる。

ヤフー 大量ビッグデータを外部に販売(NHKニュース)