ハマ・オカモトさん(OKAMOTO’S)と松岡茉優さんがMCを務める『新世紀ミュージック』(BSスカパー!)。トーク番組のようで、ミュージックビデオのような、今まで見たことない不思議な音楽番組。その初回収録を終えた、ハマさんと松岡さんにお互いの印象や、番組として今後挑戦したいことを伺いました。

◆初回の収録を終えてお互いの印象はいかがですか?

ハマ:4年ぶりくらいに会う松岡さんとMCだったので、相性が悪かったらどうしようと、不安でしたね。でも、オープニングで話していた時の擦り合わせがいい空気だったので、この空気感は大丈夫だなと。実際オンエアでどれくらい使われるか分かりませんが(笑)。僕自身も別で音楽を扱った番組もやっているので、特に来るゲストは同業者が主なのでそこに対しての不安はなかったです。振り返っても恥ずかしくならなそうな初回になりました。松岡さんは想像していたより、ハロープロジェクトに関しては、ヲタクが過ぎる(笑)。いわゆるこっち側といいますか。いい意味のヲタクというかとことん突き詰めるタイプの人間なんだなっていうのは想像以上でしたね。お会いしていない間もテレビでは拝見していましたけど。あの感じがなんていうか濃縮還元っていう感じなので。話の流れですけど、叩かれてますからね、俺(笑)。その本気具合はやっぱり想像と違いましたね。

 

松岡:ハマさんとは、言葉の捉え方が違うんですよね。ハマさんご自身、共通言語とおっしゃってましたけど、アーティストの方とハマさんが伝わっていても私が「ん?」って思うこととか。逆に「こうかな?」と思ったことが違ったりする。この違いは結構面白いんじゃないかなと思っています。なので、今後も感じ方が違ったら伝えていきたいし、それがきっと音楽に携わっていないお客様と同じ意見だと思うので。だから、音楽家の部分では大いに甘えていきたいと思います。18歳の時に、ハマさんの「RADIPEDIA」というラジオに出させていただいた時にハロー!プロジェクトのことを10分くらいお話させてもらったんです。その時にハマさんが言ってくださった「好きなことを話してくれる人のバイブスっていいよね」っていう言葉が忘れられないですね。

 

◆1回目のゲストは折坂悠太さんでした

ハマ:今年の音楽シーンは、折坂悠太を知らずに通れなかったと思います。なので、1度お会いしたいなという気持ちがあったんです。そうしたら、図らずも初回のゲストで出演していただいて、うれしかったですね。折坂さんは実直なイメージだったんですけど、チャーミングな一面が垣間見えました。そこは活字のインタビューではあまり分かんない。映像で話す意味がある「初めまして」だったなと思って楽しかったですね。イメージ通りでした。

 

松岡:番組の最初のゲストに、折坂さんをお招きできたというのは、この番組にとっても、すごく幸福なことだったんじゃないかなと思います。今1番注目されていて、ただ人気というだけではなくて、本物のアーティストの方々に注目されている方。なので、この番組がやっていきたいことの指針になったんじゃないかなと思っています。
『新世紀ミュージック』©鳥居洋介

 

◆そして、BEYOOOOONDSさんも登場されました

ハマ:BEYOOOOONDSさんは、下積みはあるとはいえ、デビューしたばかりなのに、12人全員がキャラ立ちしているっていうのが一番びっくりでした。オリジナルランキングを1人ひとり、フリップにまとめてもらったんですが、全員さばき切れなかったのが残念だった。3チームが1つになっていると聞いたので、本当に1チームずつ時間を割いていっていいくらい、事前アンケートも本当に面白くて、もっと話がしたかったですね。

 

松岡: BEYOOOOONDSさんが12人の大所帯なので、1番奥の人の声がいまいち届きにくかったですね。聞こえてはいたんですけど、手前に座っている人よりタイムラグが生じていたので、改善できたらいいなと。『ニッポンノD・N・A!』が好きで、打ち合わせの時におすすめしたんですけど、歌ってくれるかな…。私に出演者の決定権ゼロなんですけど、ハロープロジェクトというのは、6組しかいないのでね、全組来ていただけたらな〜と思ってます(笑)。
『新世紀ミュージック』©鳥居洋介

 

◆ハマさんは、ゲストの方に苦手なものを聞かれていましたね

ハマ:好きなものを聞くのも面白いんですけど、嫌いなものも同等で、表裏一体熱い思いを実は持っていると思っていて。打ち合わせの時に、この話をしたら台本に反映されていました(笑)。今回は折坂さんに嫌いなもの、苦手なものを聞いたんですが、面白い話が飛び出したので、ぜひ放送を見ていただきたいですね。僕自身の嫌いなものは、セロリと片栗粉(笑)。片栗粉は、“くくくっ”って音がするから嫌い。セロリはちょっと考え方が違くて、擬人化した時に協調性がないから嫌い(笑)。脇役の時でも主張が激しいでしょ?

 

◆松岡さんは、音楽番組のMCに初挑戦でしたが、参考にされた方はいますか?

松岡:アンジャッシュの渡部(建)さんを参考にさせて頂いたんです。渡部さんがMCをされている『Love music』の感じが近いのかなと思って。あと渡部さんのラジオ「GOLD RUSH」も聞きました。あんまりお話が得意じゃない方もいると思うので、どうゲストの方にお話を聞いているんだろうと。

 

◆お2人にとって“音楽”はどんな存在ですか?

ハマ:僕、個人的には長所かな。心を癒やしてくれる存在、なくてはならない空気という感じではなくて。ただ、音楽が好きで、今では仕事になっている。特技っていうほどうぬぼれてないし(笑)。長所って書きづらいじゃないですか、短所は書けるけど。自分で言っちゃう?っていう項目だから。でも、10年やってるんで、まあ強いて言わしてください(笑)。

 

松岡:みんなの中に根付いていて、体に流れているものだと思います。お芝居よりももっと尊くて、大昔から日常にある。だから、DNAに組み込まれていると思います(笑)。私も音楽が好きで、メイクとか、待ち時間によく聞くのですが、インストバンドの曲が多いかも。スタッフさんや共演者さんの、その時の体温に合わせてクラシックにしたり、歌詞がないものをかけています。

 

◆今後、この番組で挑戦したいことは?

松岡:大きな目標になっちゃいますが、私はライブに行くことも大好きなので、小さなハウススタジオでもいいから、アーティストの方たちと生でお届けできる回があってもいいなって思っています。

 

ハマ:お客さんが入ってるの良いですよね。僕、収録にお客さんがいるっていうスタイルの経験がないんですよ。だから僕も興味あります。

 

◆最後にメッセージを

ハマ:松岡さんが今24歳で、私が28歳。これぐらいの年齢感の2人がメインMCを務める音楽番組ってなかなかないと思います。そういう新しい世代からの目線でしか聞けないことや、出来ない空気を体現して、なおかつ見ていて面白い番組にしたいです。ゲストの方の人間性が、曲を聞いた時に相乗効果になるような音楽トーク番組になるように頑張ります。

 

松岡:この番組は、ゲストアーティストのファンの方にとっては、「そんなことあったんだ」「見たことない顔をしてるな」と思ってもらえる瞬間を目指しています。この『新世紀ミュージック』というフィルターを通して、ゲストの方の良さを伝えていきたいです。コーヒーとビスケットをつまみながら、ゆったりと音楽を楽しむ時間になったらうれしいです!

 

■プロフィール

ハマ・オカモト
●はま・おかもと…1991年3月12日生まれ。東京都出身。OKAMOTO’Sのメンバー。ラジオ「THE TRAD」(TOKYO FM)にレギュラー出演中。

 

松岡茉優
●まつおか・まゆ…1995年2月16日生まれ。東京都出身。11月24日(日)放送のドラマ『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』(フジテレビ系)に出演。映画「ひとよ」「劇場」が待機中。

 

■番組情報

『新世紀ミュージック』
BSスカパー!
11月4日(月)スタート
隔週月曜 後10・00〜

 

11月4日(月) ゲスト:折坂悠太
11月18日(月) ゲスト:BEYOOOOONDS

 

©鳥居洋介