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パナソニック ソリューションテクノロジー(以下 パナソニック)、富士通、三菱電機の三社は11月1日、企業の知的財産活動における特許調査業務の効率化を図るため、AIを活用した高精度な検索結果を抽出する新しい機能を共同で開発したことを発表した。

この新機能は、サービス利用者が指定した検索文章の意味をAIが解析し、国内の膨大な特許公報から意味が近いと認識した文章を高い精度で検索できるもの。

AIエンジンとして富士通のAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai(ジンライ)」を搭載し、さらに三菱電機の特許調査における知見をもとに、三社共同で開発された。

ジンライの意味検索技術により、思いついた文章を入力するだけで膨大な特許公報文書の中から求める文書を抽出できる。

また、入力した文章と特許公報文書とのマッチングをAIで解析し、スコアリングして表示する機能により、上位の特許文書を集中的に確認できる。さらに、蓄積データをAIが学習することで、過去の調査ノウハウを次の検索結果に反映させることができるため、適切な文書を探す時間が短縮できるということだ。

これらにより、特許業務担当者だけでなく専門知識を持たない製造現場の担当者が意図する検索結果の精度を向上し、特許調査業務の負荷軽減に貢献できるとしている。

今後、このAI検索機能を、パナソニックの特許調査支援サービス「PatentSQUARE」と富士通の「ATMS PatentSQUARE」にそれぞれ搭載し、2020年1月より新オプション機能として提供予定とのことだ。

なお、この新機能は11月6日〜8日に科学技術館にて開催される「2019特許・情報フェア&コンファレンス」にて、パナソニックおよび富士通が共同で紹介する。