「STARS展」六本木・森美術館で - 草間彌生や村上隆など“現代美術のスター”6人の初期〜最新作

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「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」が、六本木の森美術館にて、2020年7月31日(金)から2021年1月3日(日)まで、事前予約制で開催される。 なお、当初は2020年4月23日(木)から9月6日(日)までの会期を予定していたが、変更となった。

草間彌生や村上隆、奈良美智など6名のスターが集結

「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」では、現代美術界において国際的に活躍するアーティスト6名を特集。登場するのは、反復性を特徴にポップな色彩でかぼちゃや草花を表現した作品を手がける草間彌生、生産を否定し、ものや素材そのものを提示する「もの派」の李禹煥(リ・ウファン)、数字が変化するデジタルカウンターのインスタレーションを発表する宮島達男。

そして、美術史の文脈を汲みつつサブカルチャーを基盤とする作品制作に臨み、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などファッションブランドともコラボレーションしている村上隆、子供や動物など権力構造から逃れた存在を描く奈良美智、コンセプチュアルな写真作品をはじめ、建築、伝統美術、古典芸能など幅広く表現活動を行う杉本博司だ。

まさに“現代美術のスター”である6名がそれぞれ辿ってきた軌跡を、初期作品と最新作を中心に紹介する。

アートファンにも現代美術初心者にもおすすめ

超大物アーティストの作品が一堂に会し、大型インスタレーションや迫力の映像など、体感型の作品展示も行われる「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」は、アートファンはもちろんのこと、現代美術初心者にもおすすめ。国際的な評価を受ける、第一線で活動するアーティストの活動歴や作品を、一度に目の当たりにできる。

日本の現代美術が海外に受容されるまで

さらに、1950年代から今日まで、海外で開催された主要な日本現代美術展に関する資料も展示し、時代ごとの評価軸や系譜を辿る。展示写真や当時の批評などから、日本発信の現代美術が、海外にどのように受け入れられていったのか、見て取ることができる。

詳細

展覧会「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」
会期:2020年7月31日(金)〜2021年1月3日(日)〈事前予約制〉
※当初は2020年4月23日(木)〜9月6日(日)を予定していたが変更
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで、なお9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は22:00まで)
※入館は閉館30分前まで
※会期中無休
入館料:一般 2,000円、学生(高校・大学生) 1,300円、子供(4歳〜中学生) 700円、シニア(65歳以上) 1,700円
※料金はいずれも税込
※本展チケットで展望台東京シティビューにも入館可(スカイデッキを除く)
※スカイデッキへは別途料金が必要
※来館に際しての注意事項は、美術館ウェブサイトにて確認
※入館は事前予約制(詳細は美術館ウェブサイトへ)

【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)


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