U-17日本代表を率いる森山監督。引き分けをポジティブに捉えた。(C) Getty Images

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 初戦で欧州王者を圧倒した日本に対して、相手も警戒心を強めてきた。

 ブラジルで開催されているU-17ワールドカップの第2戦、アメリカとの試合は0-0のスコアレスドローに終わった。互角の攻防となった前半を経て、互いに後半立ち上がりにエースを投入して展開はヒートアップした。しかし、ともにゴール前へ押し込むもののネットを揺らすには至らず。互いに勝点1を得る結果となった。

 試合後、フラッシュインタビューを受けた森山佳郎監督は、「凄い我慢比べのゲームだった。向こうもかなり警戒して、こちらの背後を消して低い位置から来ていた。無理をして攻めると向こうの思う壺みたいなところもあったので、なかなか相手の狭いところへ入っていくのが難しかった」とゲームを振り返った。

 アメリカは低い位置でブロックを構え、先発した2トップの若月大和や唐山翔自らが背後を突こうとするもスペースを与えず、粘り強い守備で前半は日本にチャンスらしいチャンスを与えなかった。森山監督は「こちらも失点したくない、向こうも失点したくない。非常に我慢比べのゲームだったのかな」と語り、攻撃面での打開が難しい試合となってしまったようだ。

 それでも「最後はボールを動かして、だいぶ相手の足が止まりかかっていたんですけど、まあ勝点1は貴重な勝点1なので、次に十分につながる。ネガティブな評価ではなくて、ポジティブな評価です」と及第点の結果とした。

 一方、主将の半田陸も試合内容には、指揮官と同様の見解だ。「アメリカもオランダ戦のように背後を消してきて、(若月)大和や(唐山)翔自とか(西川)潤がうまく背後を使えずに得点を取れなかったという印象」と90分を振り返った。次戦に向けては「まずは身体をしっかり休めて、セネガル戦への戦術をチーム全員で同じ方向を向いてやっていきたい」と意気込みを語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部