今っぽさは服だけでいいの!? 「メイク最新トレンド」を知る9つのヒント
これから着たいファッションの方向性は決まった。では顔まわりは? 顔まわりのワンパターン化に歯止めをかける、メイクTIPSにフォーカス。何度も繰り返した見慣れたメイクに新鮮さをもたらすきっかけは本当にちょっとした発想の転換だったりするもの。
まずはトレンドの最前線に立つ二人から最新ネタを愛用品とともにキャッチアップ。連想するイメージの枠を超えたプロの解釈は、顔まわりの刷新に効くヒントの泉!
ともすると”メイクしてます”感につながってしまいがちな”チークあるある”に一石。「ハイライトを使って、レフ板のように光を受けやすい肌にすることがねらい。立体感ばかりかフレッシュな表情に見えるメリットもある。愛用している
印象操作に即効性を求めるならハズせないビッグパーツ。「端正な服に合わせたいのは角や直線のないぽってり短い眉」(木部さん) 「目との間を近づけるイメージで、眉の下側を並行に埋めると品よく小顔になる」(岡田さん)
1周まわってツヤがインスタイル。より今っぽくこなすには? 「範囲をミニマムにしぼるとうまくいく」(木部さん) 「メリハリが大切なので、まぶたのいちばん高くなるところにしっかりツヤを足す。広範囲に広げる必要はなし」(岡田さん)
シャドウは単色にシフト傾向。色の組み合わせよりも”質感の微差”で遊ぶフェーズへ。「女性らしい色をまぶたにフィルターをかけるようにふわっとつけるのが気分。このパレット
「個人的に絵画に描かれた女性でステキだと思うことが多い”鼻横平行”チーク。ほどよく上気したようにほてったニュアンスが出るので、スタイリングにハズしが欲しいときに登場機会が増える」(木部さん)
工夫せずともつけた瞬間、今へとシフトしたいなら。「オリーブグリーンをアイライン的に。小さく効かせるだけで鮮度が上がる」(木部さん) 「手持ちのブラウンシャドウの下にモーヴを仕込む。こんなちょっとしたことからイメージ変換を始めてみて」(岡田さん)
血色と立体感をさりげなく。境界線はいらない。「ほお骨のくぼみに沿うように
「鼻が高い、面長など、大人っぽく見えがちな人がかわいらしく振りたいときに使える手段。鼻先のために色をつけるのではなく、ブラシに残ったお粉を”チークの延長”でのせるイメージ」(岡田さん) 「目頭から”八”の字にチークを入れ、ついでに鼻の頭にちょこんと。ほのかにあたたかみのある顔になるセルヴォークの練りチーク
「ハイライトを鼻先に細くライン状に入れると小鼻が小さく締まったように見える錯覚効果が。シャネルのハイライト
TRON所属。大学卒業後、メイク学校をへてN.Y.へ。女性のしとやかさを軸としたメイクと説得力ある解説で各方面からオファーが絶えない。
PEACE MONKEY所属。ファッションの旬をメイクに巧みに落とし込んだシャレ顔をつくる天才肌。キャッチーな色づかいに定評あり。
そもそも「今っぽい」へ寄せるには?
まずはトレンドの最前線に立つ二人から最新ネタを愛用品とともにキャッチアップ。連想するイメージの枠を超えたプロの解釈は、顔まわりの刷新に効くヒントの泉!
A_
トーン タッチ アイズ 03 3,700円+税/SUQQUB_
SHISEIDO オーラデュウ プリズム 01 3,600円+税/資生堂インターナショナルC_
ボーム エサンシエル トランスパラン 5,500円+税/シャネルD_
ヴォランタリーベイシス アイパレット 07 6,200円+税/セルヴォークE_
カムフィー クリームブラッシュ 01 3,200円+税/セルヴォークF_
ブラッシュ カラー インフュージョン 04 3,500円+税/ローラ メルシエ ジャパンG_
シマー リクイド ハイライター 01 3,900円+税/SUQQUハイライトをチークとして
メリハリは光でメイク。色はなくていい
ともすると”メイクしてます”感につながってしまいがちな”チークあるある”に一石。「ハイライトを使って、レフ板のように光を受けやすい肌にすることがねらい。立体感ばかりかフレッシュな表情に見えるメリットもある。愛用している
G
は手持ちの練りチークとまぜて使うのも策」(岡田さん)「品行方正」な眉
ファッションと連鎖するパーツ
印象操作に即効性を求めるならハズせないビッグパーツ。「端正な服に合わせたいのは角や直線のないぽってり短い眉」(木部さん) 「目との間を近づけるイメージで、眉の下側を並行に埋めると品よく小顔になる」(岡田さん)
目元のツヤはミニマムでいい
瞳のシェイプをきわ立たせるように
1周まわってツヤがインスタイル。より今っぽくこなすには? 「範囲をミニマムにしぼるとうまくいく」(木部さん) 「メリハリが大切なので、まぶたのいちばん高くなるところにしっかりツヤを足す。広範囲に広げる必要はなし」(岡田さん)
単色で足りる
そぎ落とすことで見えてくること
シャドウは単色にシフト傾向。色の組み合わせよりも”質感の微差”で遊ぶフェーズへ。「女性らしい色をまぶたにフィルターをかけるようにふわっとつけるのが気分。このパレット
D
はどの色を単色塗りしてももれなく旬を語るまなざしになる」(岡田さん) 「SUQQUの潔いノンパール×マットシャドウA
はヌケ感がちょうどいい」(木部さん)「ズラして整える」パラドックス
「何か違う」につながる意表をつくチーク位置
「個人的に絵画に描かれた女性でステキだと思うことが多い”鼻横平行”チーク。ほどよく上気したようにほてったニュアンスが出るので、スタイリングにハズしが欲しいときに登場機会が増える」(木部さん)
トレンドカラーをためらわずに
「旬がわかっている人」への最短ルート
工夫せずともつけた瞬間、今へとシフトしたいなら。「オリーブグリーンをアイライン的に。小さく効かせるだけで鮮度が上がる」(木部さん) 「手持ちのブラウンシャドウの下にモーヴを仕込む。こんなちょっとしたことからイメージ変換を始めてみて」(岡田さん)
シームレスが気分
「とけ込む」だけで見違える
血色と立体感をさりげなく。境界線はいらない。「ほお骨のくぼみに沿うように
F
をとけ込ませると洗練された印象になる。ローラ メルシエはヌードカラーが豊富」(岡田さん) 「チークはシームレスがいい。ヌーディなシェーディングをほお骨の上にわざと強めに入れることも」(木部さん)鼻先にチーク
ほんの少し「可憐」方向に振りたいならば
「鼻が高い、面長など、大人っぽく見えがちな人がかわいらしく振りたいときに使える手段。鼻先のために色をつけるのではなく、ブラシに残ったお粉を”チークの延長”でのせるイメージ」(岡田さん) 「目頭から”八”の字にチークを入れ、ついでに鼻の頭にちょこんと。ほのかにあたたかみのある顔になるセルヴォークの練りチーク
E
が好き」(木部さん)錯覚ハイライト
小さく光を受けてカムフラ
「ハイライトを鼻先に細くライン状に入れると小鼻が小さく締まったように見える錯覚効果が。シャネルのハイライト
C
が立体感のある顔をごくさりげなくつくってくれる」(岡田さん) 「ほのかなブラウンのグリッターシャドウB
を目頭から真下へ鼻の中間くらいまで入れると、求心的な顔のホリに見せることが可能。小顔効果あり」(木部さん)岡田知子さん
TRON所属。大学卒業後、メイク学校をへてN.Y.へ。女性のしとやかさを軸としたメイクと説得力ある解説で各方面からオファーが絶えない。
木部明美さん
PEACE MONKEY所属。ファッションの旬をメイクに巧みに落とし込んだシャレ顔をつくる天才肌。キャッチーな色づかいに定評あり。