酒田圭介(溝端淳平)は荒木荘を出て引っ越していった。喜美子(戸田恵梨香)にとって、片思いとはいえ初恋の人だっただけに、忘れようとしても、ふと思い出がよみがえる。

出会った日のことを思い出していた。たまたま喜美子の部屋に入ってきた酒田は、「僕とここで暮らすと思うたん?可愛いなあ」といった。あの頃からほのかに圭介に想いを寄せていたのかもしれない。

大阪弁の気さくな世界的画家に出会った

荒木荘のオーナーで女性下着メーカーの社長でもある荒木さだ(羽野晶紀)に、着物の着付けを教わるようになった。着付けを覚えて人に教えるようになれば、小遣い稼ぎにもなると薦められたのだ。喜美子は美術学校に通うためにお金を貯めていた。

ある日、喜美子は美術学校の見学に出かけた。中淀の梅澤美術研究所にはいろんな芸術家が講師にきて、面白そうだとわかった。そこの週3回の絵画コースなら、荒木荘の仕事と両立がで切ることもわかった。さだは、喜美子が荒木荘をやめないことにほっとした。

喜美子は世界的画家であるジョージ富士川(西川貴教)の個展会場に出かけた。富士川は喜美子が通うつもりの梅澤美術研究所の特別講師に就任することになっていた。富士川のサインを求めて列に並ぶと、相当な変わり者という評判だったが、大阪弁の気さくな人に見えた。(NHK総合あさ8時)