iPhone 5・4SやiPad(第3・4世代)、iPad 2、iPad miniのソフトウェア更新が推奨!

Appleは25日(現地時間)、同社のスマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「iOS」における古いバージョンのみが利用できる一部製品にてそれぞれの最新バージョンに2019年11月3日(日)までにソフトウェア更新するよう案内をお知らせしています。日本時間(JST)では11月3日9時まで。

対象機種は「iPhone 5」および「iPhone 4S」、「iPad(第4世代)」、「iPad(第3世代)」、「iPad 2」、「iPad mini」の6機種で、iPadシリーズの各製品についてはWi-Fi+Cellularモデルのみ(iPad 2はさらにCDMAモデルのみ)。それぞれの最新バージョンはiPhone 5およびiPad(第4世代)ではiOS 10.3.4、それ以外はiOS 9.3.6となっています。


AppleによるGPS週数ロールオーバーの影響の案内

Appleが案内をしている2012年以前に発売された一部のモデルの iPhoneやiPadにおいてソフトウェア更新を行わない場合、11月3日以降にそれらの製品で正確なGPSによる位置情報を取得できなくなる、いわゆるGPS週数ロールオーバーの問題が起きるとしています。

他社製品ではすでに2019年4月6日頃から影響が出始めており、一部のApple製品も11月3日以降、この影響を受けるようになるとのこと。またiPhone 5についてはそれ以外にもこの影響によってApp StoreおよびiCloud、メール、Web、その他のサービスを継続して利用するためにソフトウェア更新が必要だとしています。

ソフトウェア更新は各製品本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。また、iTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。

なお、OSバージョンは「設定」→「一般」→「情報」における「システムバージョン」にて確認でき、それぞれiOS 10.3.4またはiOS 9.3.6になっていることを確認してください。なお、同社ではこれらの製品に限らず、OSを常に最新バージョンにアップデートしておくことをオススメしています。


iPhone 5はApp StoreおよびiCloud、メール、Web、その他のサービスにも影響


記事執筆:memn0ck


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・iPhone や iPad のソフトウェアをアップデートして位置情報の問題を回避する - Apple サポート
・App Store、iCloud、メール、Web、その他のサービスを継続して使えるよう iPhone 5 をアップデートする - Apple サポート