公営ミニシアターで東アジアフェス 目玉はX JAPANの記録映画=新北市文化局提供

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(新北中央社)北部・新北市板橋の公営ミニシアター「府中15」で11月、東アジアをテーマにした上映会が催され、ロックバンド「X JAPAN」のドキュメンタリーが目玉の一つとして上映される。

同イベントでは台湾や日本、中国、韓国などの流行音楽や伝統芸能、伝説などを扱った作品が広く集められた。

上映されるX JAPANの記録映画は、バンドの歩みを追う「WE ARE X」やギタリスト、故hideさんの足跡をたどる「HURRY GO ROUND」の2本。このほか、今村昌平監督の「楢山節考」デジタルリマスター版や大根仁監督の「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」など、日本の風習やサブカルチャーを伝える作品が紹介される。

台湾の作品の中には、1990年代後期に活動したインディーズバンドの姿に迫る「瑞名楽隊」やダム建設反対などを訴えた社会派バンドにスポットを当てた「県道184之東」などのドキュメンタリーがあり、表立って語られることの少ない台湾の音楽界の側面を垣間見ることもできる。

入場料は20台湾元(約70円)。上映日時は府中15のウェブサイトで確認できる。

(編集:塚越西穂)