来年(2020年)のオリンピックのマラソンと競歩を札幌で開催するには、多くの課題があることが分かった。スタートとゴールに想定されている札幌ドームは、陸上トラックや選手が通過するゲートがない。この整備などで、ざっと数十億円の費用が必要になるという。北海道の鈴木直道知事は「札幌で開催される場合でも、従来のルールに従い、組織委員会や東京都が経費を負担すると認識しており、この点を確認する」と話している。

国際陸連のコース公認取得が間に合わない

マラソンコースの認定も間に合うかどうか。公式のマラソンを行うためには、国際陸上競技連盟のコース公認が必要で、距離計測、路面の状況などのチェックが求められる。国際大会のコース計測の資格を持つ大聖陽平氏は、「冬の降雪期間の計測は難しいです。雪解けを待つしかないが、結構な月日がかかる」と説明する。東京のコースは認定までに1年半かかった。

札幌ドームでは年内にサッカーやコンサートが予定されており、来年も6月までプロ野球公式戦が組まれている。改修するにしても工事ができない。

キャスターの立川志らく「選手ファーストで札幌が良いなと思ったが、こうした話を聞くと、札幌はムリでしょう」

バイオリニストの木島真優「もともと東京は暑いとわかかっていた。今さらと思いますね」