福岡市早良区の深夜の道路で、ゴルフクラブを持った若い男が立っている。ヘルメットを被り、Tシャツと半ズボン姿で、「うるさい」といいながら何かを待っていようだ。しばらくすると、目の前にバイクが走って来た。男は待っていたかのように、そのバイクにクラブで叩きつけた。バーンと音がした。

目撃者によると、男は中央分離帯にいて、静かに走っていた車には特段の動きはなかったが、マフラーなどうるさい車を追い回していたという。「クラブを持っていたので、ヤバい人だなと思った」という。叩きつけられた運転手はそのまま去って行ったが、男は何のためにそんな行為をしたのか。

男はそばに原付バイクを置いており、基準値の7倍以上のアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。2日後のおととい21日(2019年10月)に釈放されたが、警察はゴルフクラブとの関連を調べている。

周辺住民「ここ10年くらいで暴走族が騒ぐようになった」

周辺の住民は「このあたり、ここ10年ぐらい、暴走族のオートバイに乗っている若い子たちがアクセルを吹かしたりしています」と話す。

斎藤ちはるキャスター「背景には、暴走族の騒音があったようです。全国の公害苦情件数(2018年)のうち、騒音が一番多く1万6000件となっています。最近では幼稚園からの大声、楽器の音、エアコンの室外機など生活音も増えています」

司会の羽鳥慎一「ゴルフクラブでどうしてやったのかと思っていましたが、騒音に対する怒りだったのでしょうか」

浜田敬子「ビジネスインサイダージャパン」統括長)「音に対して過敏になっている人が増えていると思います。若い人は電話しないし、イヤホーンをしているので、静かというか、静かすぎる環境に慣れているんですね」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「騒音は1回気になると、気になりますよね」

羽鳥「事件は許されることではありませんが、音のトラブルというのは、こういう結果を招くこともあるということです」