日本は何位? 2050年までに最も大きく人口が減る国ワースト20
世界の人口は今後も増え続けることが見込まれる一方、多くの国が少子化や移住の増加による高齢化、人口減少といった深刻な問題に直面している。
若い世代が子どもを持つことを先送りにする中、日本は"人口時限爆弾"を抱えている。
また、世界で最も急速に人口減少が進むブルガリアでは、そのスピードを少しでも遅らせようと、国内の教育や経済の機会を改善することで、若い労働者に対し、EUやその他の国へ移住するよりも国内にとどまる魅力をアピールしていると、BBCは報じている。
アメリカでは今後も人口増加が見込まれるものの、子どもを持つのを待つ時間が長くなっていて、高齢化が進むであろうことを示している。
それぞれの国がどのような人口問題に直面しているのか、Business Insiderでは国連のデータをもとに、2020年から2050年の間に最も大きく人口が減ると見られる国 ワースト20をまとめた。見ていこう。
20位 イタリア -- 10.1%減

2020年:6050万人
2050年:5440万人
19位 キューバ -- 10.3%減

2020年:1130万人
2050年:1020万人
18位 北マケドニア -- 10.9%減

2020年:210万人
2050年:190万人
17位 ポルトガル -- 10.9%減

2020年:1020万人
2050年:910万人
16位 ジョージア -- 11.8%減

2020年:400万人
2050年:350万人
15位 ポーランド -- 12.0%減

2020年:3780万人
2050年:3330万人
14位 ハンガリー -- 12.3%減

2020年:970万人
2050年:850万人
13位 エストニア -- 12.7%減

2020年:130万人
2050年:120万人
12位 ギリシャ -- 13.4%減

2020年:1040万人
2050年:900万人
11位 ルーマニア -- 15.5%減

2020年:1920万人
2050年:1630万人
10位 アルバニア -- 15.8%減

2020年:290万人
2050年:240万人
9位 日本 -- 16.3%減

2020年:1億2650万人
2050年:1億580万人
8位 モルドバ -- 16.7%減

2020年:400万人
2050年:340万人
7位 クロアチア -- 18.0%減

2020年:410万人
2050年:340万人
6位 ボスニア・ヘルツェゴビナ -- 18.2%減

2020年:330万人
2050年:270万人
5位 セルビア -- 18.9%減

2020年:870万人
2050年:710万人
4位 ウクライナ -- 19.5%減

2020年:4370万人
2050年:3520万人
3位 ラトビア -- 21.6%減

2020年:190万人
2050年:150万人
2位 リトアニア -- 22.1%減

2020年:270万人
2050年:210万人
1位 ブルガリア -- 22.5%減

2020年:690万人
2050年:540万人
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Image: Associated Press, Reuters, Getty Images, Shutterstock.com
BUSINESS INSIDER JAPANより転載(2019.10.15)