「即位礼正殿の儀」で「高御座」の天皇陛下の前で万歳を三唱する安倍晋三首相=2019年10月22日午後1時24分、皇居・宮殿「松の間」、代表撮影

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 海外メディアが「即位礼正殿の儀」を中継するなど、儀式は海外でも関心をもたれた。

 皇室と深い親交を結ぶ英王室からはチャールズ皇太子が参列。BBCニュースは「徳仁 日本の天皇が古風な儀式で即位を宣言」と、この日朝の電子版トップニュースで報道。「5月1日(の即位)を見た世界の人々は『もう済んだのではなかったか』と思っているだろうが、日本にとっては今日が大きな行事だ」と説明する米大学教授のコメントを紹介し、儀式が持つ重要性を強調した。

 仏紙フィガロ(電子版)は自社サイトで式典の動画を載せて詳報。安倍晋三首相が天皇陛下に万歳三唱したシーンを取り上げ、「banzaiは文字通りには1万年を意味し、天皇が末永く生きるよう願うものだ」などと解説を加えた。

 一方、中国では複数の動画サイトが中継するなど、関心の高さをうかがわせた。新華社通信も儀式開始直後に速報し、「父の歩みに沿って象徴になる天皇が『国民の幸せと世界の平和を常に願う』と述べた」などと伝えた。ネット上でも「中日友好のために祝福したい」「伝統的な服装が素晴らしい」と肯定的な意見が目立った。