台風21号 今夜には「猛烈な」勢力に発達か 小笠原を直撃へ

2019/10/22 16:32 ウェザーニュース

10月22日(火)15時現在、非常に強い勢力の台風21号(ブアローイ)はマリアナ諸島を北西に進んでいます。明日23日(水)3時には猛烈な勢力にまで発達し、その後24日(木)に最大瞬間風速60m/sで小笠原諸島を直撃するおそれがあり、厳重な警戒が必要です。本州に対しての影響は波と風程度ですが、同じ時期に通過する別の低気圧の影響で大雨となるおそれがあるため、今後の情報に注意してください。▼台風21号 10月22日(火)15時 存在地域   マリアナ諸島 大きさ階級  // 強さ階級   非常に強い 移動     北西 20 km/h 中心気圧   940 hPa 最大風速   50 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 70 m/s

小笠原諸島は暴風雨に厳重警戒を

2日後の24日(木)15時には、中心気圧955hPa、最大風速45m/s、最大瞬間風速60m/sの「非常に強い」勢力で、父島の西約50kmに接近することが予想されています。台風がこのまま予報円の中心を進んだ場合、小笠原諸島の父島や母島のすぐ西を通過することになるため、台風中心付近の活発な雲が直撃し、50m/sを超える暴風が吹き荒れるおそれがあります。暴風や大雨に厳重に警戒し、明日23日(水)までに台風対策を済ませるようにしてください。

本州は別の低気圧の影響で雨

台風21号は小笠原諸島を通過後は北北東に進み、日本の東を離れて北上する予想です。本州への直接的な影響は高波と強風程度となりそうです。一方、24日(木)頃には九州付近に別の低気圧が発生する見込みで、25日(金)はこの低気圧が本州南岸を東進する見込みです。低気圧の発達の程度によっては雨が強まり、台風15号や台風19号の被災地では復旧作業に支障が出るほか、洪水による浸水や土砂災害等が発生するおそれがあるため、注意・警戒が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風21号の名前「ブアローイ(Bualoi)」はタイが提案した名称で、お菓子(デザート)の名前からとられています。

参考資料など

衛星可視画像(情報通信研究機構(NICT)より)