フランスの大学入学資格試験会場(2018年6月18日撮影、資料写真)。(c)CHARLY TRIBALLEAU/AFP

写真拡大

【AFP=時事】通信制の大学に在籍していたバングラデシュの女性国会議員が、8人もの「そっくりさん」を雇い、替え玉として試験を受けさせていたとして、退学処分を受けていたことが分かった。大学関係者らが21日明らかにした。

 与党アワミ連盟(Awami League)所属のタマンナ・ヌスラト(Tamanna Nusrat)議員は、本人になりすまして少なくとも13の試験を受けさせるため、そっくりさんにお金を払った疑いがある。

 この不祥事は、民放のナゴリクTV(Nagorik TV)が試験会場を訪れ、同議員の替え玉の女性に対峙(たいじ)したことで発覚。この様子を捉えた動画が拡散した。

 昨年国会議員に当選したヌスラト氏は、文学士の学位を取得するためにバングラデシュ・オープン大学(Bangladesh Open University)で学んでいた。

 同大学の副学長はAFPの取材に対し「彼女が罪を犯したので退学処分とした。罪は罪だ」と話した。「彼女は除籍され、もう二度と本学に入学することはできない」と話した。

 別の大学関係者は、「替え玉の人たちは試験を受ける際、(ヌスラト)議員の用心棒らに守られていた。議員は非常に有力な一族の出なので、皆知っていたが口を閉ざしていた」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News