台風20号北上 温帯低気圧に変わっても明日22日(火)にかけて大雨警戒

2019/10/21 14:52 ウェザーニュース

日本の南の海上を台風20号、台風21号の2つの台風が北上中です。そのうち台風20号は、今日21日(月)9時現在、種子島の南東海上を速度を上げながら北東に進んでいます。台風20号は今夜21時までには温帯低気圧に変わる予想ですが、大雨に対しては警戒が必要です。

▼台風20号 10月21日(月)9時 存在地域   種子島の南東約280km 大きさ階級  // 強さ階級   // 移動     北東 45 km/h 中心気圧   985 hPa 最大風速   30 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 45 m/sこのあとも北上を続け、今夜21時までに紀伊半島の沖で温帯低気圧に変わる見込みです。

紀伊半島中心に大雨のおそれ

台風20号は温帯低気圧に変わるものの、南からの湿った空気が大量に流れ込むため、三重県や和歌山県南部、奈良県南部を中心に近畿や東海では1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。明日22日(火)夜までの総雨量は多いところで300mmに達する予想で、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。

台風19号の被災地も強雨 冠水などに注意

低気圧の雲は東日本や東北南部にも広くかかる予想です。東京、神奈川など関東南部や茨城県、山梨県では明日22日(火)朝をピークに1時間に30mm以上、群馬県や栃木県、長野県、福島県でも明日22日(火)午前中は1時間に10mm以上の強い雨となる予想です。特に台風19号によって河川の氾濫が起きた地域では、側溝に土砂が入り込んでいるため排水が進まず、再び冠水などの被害が発生するおそれがあるため警戒が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風20号の名前「ノグリー(Neoguri)」は、韓国が提案した名称で「たぬき」の意味です。